それ、知らないとヤバイよ?

犯罪・災害・事故・病気・・・あらゆるヤバイを回避するナレッジ

エアコン効率を高め電気代を節約する方法

当ブログの記事にはプロモーションが含まれている場合があります

f:id:haraberashi:20190702225934j:plain

 

ニャンキーです、エアコン大好き!
 
ジメジメ蒸し風呂みたいな気持ち悪い部屋を、カラッと快適空間に変えてくれるエアコンが僕は大好きです。
 
でも、気になるのが電気代。リビングほぼ一日中掛けっぱなしにしてたら、月の電気代が2万円超えてワロタ。電気に2万は高くね?
 
というわけで、エアコン効率を高め節電する方法を調べたら電気代がグッと下がったのでシェアします。
 
※今回は主に冷房についての記述ですが、暖房でも考え方は同じです。また、この記事の一番最後に暖房だけに効果のある方法もご紹介しています。

こちらの記事もどうぞ

www.yabaiyo-yabaiyo.com

 
 

方針1. エアコンの性能を引き出す

 
まずはコレ!エアコン自体の性能をフルに発揮させることで冷却効果を高め、結果的に電気代の節約につなげます。
 
 

フィルターをマメに掃除する

f:id:haraberashi:20190706213451j:plain

 
吸気部分のフィルターをマメに掃除しましょう。「なんだそんなことか。。。」って言われそうですが、フィルターが埃だらけだと吸気が十分に行えずエアコンの出力が大きく落ちるのです。
 
フィルターは前面のカバーを開ければすぐに取り外せます。大きな埃は掃除機で吸い取って、細かい埃は水洗いして落とし、タオルなどで水分を拭き取れば終わりです。
 
フィルターの掃除はたった5分で終わるとっても簡単な作業です。それなのに、1シーズンとか平気で掃除しない人が大半なんだとか!こきたねー
 
すぐ出来て効果的なので、どんなに忙しくても月に一度は必ず掃除しましょう
 
 

室外機を加熱させない

 
エアコンっていうと部屋の中で壁に引っ付いてる四角いヤツのことを連想すると思うのですが、屋外にも室外機という四角いヤツがいて2つで1つなのです。
 
室内で吸収された熱は冷媒という物質によって室外機まで運ばれます。その後、室外機に搭載されている熱交換器で熱は奪われ、大型のファンで外に放出されます。
 
しかし真夏の直射日光で室外機自体が熱を持っていると熱交換器の性能が十分に発揮されません。体を冷やしたいのにぬるま湯の温泉に入っているようなものですね。エアコンの性能を発揮させるには室外機をなるべく加熱させないことが重要となるのです。
 
一番良いのは室外機自体を風通しの良い日陰に設置することですが、もう日なたに設置しちゃったよ!という人はすだれなどを使って日よけを作ってあげましょう。
 
室外機の周りを囲う箱状の日よけでももちろん良いですが、大型のファンを塞いでしまうと熱がこもって余計に熱くなるので気をつけましょう。
 
ちなみに暖房使用時にも大型ファンを塞がないことだけには気をつけましょう。冷媒で運ばれてきた冷気をファンで飛ばすのに邪魔となるからです。特に雪が降った後は雪が塞いでいないかチェックしましょう。
 
 
 

方針2. 冷やした空気を逃さない

 
エアコン効率を高めるのに最も基本的なことはせっかく冷やした空気を逃さないことです。
 

換気扇を回さない

f:id:haraberashi:20190706213518j:plain

エアコン運転中についやってしまいがちなのが換気扇を回すことです。換気扇を回すと家中の隙間から外気を取り入れ、代わりに室内の冷たい空気を排出することになります。室内外の空気が循環してしまうので当然エアコンの効きが悪くなるのです
 
 

ドアや窓の隙間を埋める

f:id:haraberashi:20190706213534j:plain

新しい住宅は機密性が高くエアコンで冷やした空気が逃げにくくなっていますが、それでもドアや窓には空気が漏れる隙間がかなり空いています。試しにドアや窓を全て締め切った状態で換気扇を回してみると、その隙間から勢いよく空気が入ってくるのがわかるはずです。
 
隙間があるということはそこから冷気が漏れます。そこでこの隙間を埋めることで空気の逃げ道を無くし、エアコンの効きを良くすることができます。もちろん空気の流れが無くなるので、火器を使った後や長時間締め切った場合など、定期的に空気の入れ替えを行うことも忘れずに!
 
 

二重ガラスにする

 
外気に触れる窓やドアのガラスが二重になっていて、間に熱伝導の悪い窒素が充填されているのが二重ガラスです。複層ガラスともいいます。
 
外側のガラスが日光で熱せられても間にある窒素層のおかげで内側のガラスが熱くなりにくくなります。この為、外気の影響を受けることなく冷房効率が高まるのです。
 
同様のメカニズムで冬の暖房効率も高まります。内側のガラスが冷えにくくなるので、結露防止効果もあります。
 
最近の新築住宅では標準装備になっている家が多いのですが、後から取り付けようとすると相当な工事が必要になるのでかなり高額になります。そういう人にオススメなのが次にご紹介する二重サッシです。
 
 

二重サッシにする

 
二重サッシというのはサッシ自体が二重になっているものです。雪国の家では普通によく見られるもので、単層のガラス窓でも内側にもう一つサッシを設置することで間に空気層ができ、二重ガラスのようにエアコン効率を高めることができます。ちなみに雪国の家では玄関のドア自体が二重になっていたりします。
 
二重サッシは既存の窓の内側に新たにガラスサッシを増設するだけなので後付けすることが比較的簡単です。単層ガラスでエアコン効率が悪かったり結露に悩んでいるような家なら、二重サッシにすることで劇的な改善が見込めるのでオススメです。ただしガラスサッシの増設はプロの施工会社に頼む必要があるので、それなりのコストがかかります。
 
一方コストを抑えたい人にオススメなのが、ガラスの代わりにポリカーボネイトで作られた簡易サッシです。軽くて安っぽいのは否めませんが、空気層はちゃんと作られます。製品自体の価格が安く誰でも簡単に取付できるので、とにかくコストがかかりません!これでエアコン効率が高まれば電気代が大幅に節約され、簡単に元が取れると思います。
 

 

窓に遮熱フィルムを貼る

 
ガラスの透明度を落とすことなく、日光の中の紫外線や熱線をカットしてくれる遮熱フィルムというものもあります。これを窓ガラスに貼るだけで、日光による熱を遮断してくれるので冷房効率は格段に高まります。
 
ただ日光による室温上昇を抑制するということは冬場も部屋が温まりにくくなるので、注意が必要です。
 
 
 

おまけ:暖房効率の悪い家

 
最後に暖房効果の悪い家についてです。暖かい空気は軽いので基本的に部屋の上部に溜まります。したがって構造上どうしても暖房効率が悪くなる家があ流のです。 
 

天井の高い家

 
天井が高い家、特に吹き抜けになっている部屋は暖房効率がめちゃくちゃ悪いです。暖房で温めた空気が全部上に溜まってしまい、なかなか下まで温まらないのです。
 
対策としてはシーリングファン(天井に取り付ける扇風機のようなもの)を取り付けることが効果的です。上に溜まった暖かい空気を下の方に送ることで空気を循環させて、部屋を均一に温めることができます。
 
 

リビング内に階段のある家

 
一軒家やマンションでも部屋の中が二階層になっている家でたまに見られるのが一階のリビング内に階段がある構造です。
 
階段は二階に続く煙突のような役割を果たすので、温めた空気が全て二階に上がってしまいます。すると当然一階のリビングは中々温まりません。
 
対策としてベストなのは階段に扉を設置することですが、難しい場合は階段の入り口の天井から暖簾(のれん)などを下げて、空気の流れを遮るだけでも一定の効果は見込めます。
 

 

エアコン効率を高める方法まとめ

f:id:haraberashi:20190719074306j:plain

  • フィルターまめに掃除しろっ!
  • 冷気は逃すなっ!
 

って、ことですね!
 


以上、
 

おしまいっ!!





関連記事