ニャンキーです、子持ちです
家の中には赤ちゃんの命に関わる危険がたくさんあります。今回は大切な赤ちゃんをあらゆる事故から守る方法について真剣に考えてみたいと思います。
※今回は真面目でちょっと重い話です。苦手な人は読み飛ばしてください。
Aさんの壮絶な体験
僕の知り合いに誤って赤ちゃんに大火傷を負わせてしまったお母さん(Aさん)がいます。煮えたぎった鍋料理をダイニングに運ぶ途中、誤ってハイハイしていた赤ちゃんに溢してしまったのです。
命に別状は無かったものの、全身に皮膚の移植手術が必要となるほどの大火傷だったそうです。赤ちゃんの肌といえばツルツルして本当にきれいなものですが、その子の火傷は全身に渡り、手術をしても傷痕が元に戻ることは無いそうです。
Aさんは愛する我が子に一生消えない傷を負わせてしまったことを激しく悔やみ、本当に憔悴しきっていました。その子がこれからずっと外見的なハンデを背負って生きていかなければならず、その原因が自分の不注意だったわけですから。
時間が戻ることなら、、、何度もそう思ったそうです。でもそんなことが出来るはずもなく、本気で何度も自殺を考えたそうです。それでもそんな我が子を残して死ぬわけにもいかず、事故の後の1年は「生き地獄」だったそうです。彼女はきっとこれから先も一生後悔し、自分を責め続けるのでしょう。
全てのパパ・ママに知って欲しい
なぜこんな話をしたのかというと、1年以上経って落ち着きを取り戻したAさんと話をした時に、彼女が自分の身に起こったことをぜひたくさんの人に伝えて欲しいと言ったからです。
親のほんの些細な不注意が赤ちゃんの命を脅かしたり、一生消えない傷を負わせてしまう可能性があること。そして思いがけず加害者となってしまった親には後悔してもしきれない終わりの無い苦しみが待っていること。
何よりも、自分と同じ過ちをもう絶対に誰にも犯して欲しくない。だからこそ、幼い子供を持つ全てのパパとママに自分が犯した過ちを知ってもらいたい。Aさんはそう言っていました。
不慮の事故?
不幸にして発生してしまったこのような事故は「不慮の事故」と呼ばれます。不慮の事故というのは予測不能で思いがけない事故のことだそうです。
でも家の中で発生する事故は本当に「不慮」なのでしょうか?実は家で発生する事故のほとんどは予測可能なのです。つまり親が注意してさえいれば、その多くは防ぐことができるのです。
Aさんのように子供に怪我をさせてしまった人を責めるつもりはありません。
しかし子供を持って親になったら、子供に降りかかるあらゆる危険に目を光らせ、絶対に怪我をさせないという強い覚悟を持たなければならないと思うのです。
Aさんのような不幸な体験は、今後誰も繰り返してはなりません。だからこそ僕はAさんの体験を広めつつ、今後このブログでも子供の身の安全をテーマに考えていきたいと思います。