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【超重要】家を数百万円安く買うための10の方法 〜僕はこれで900万円節約できました〜

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これから家を買う人にどうしても伝えたいことがあります。それは

家は「やり方」次第で数百万円も安く買えるということです。


僕の場合、後から計算したら900万円くらい節約できてました。なぜそんなことができたのかと言うと、家を安く買う「コツ」を知っていたから。


何も知識がないまま不動産屋に行って勧められるがままに物件を購入して住宅ローンを組んだ場合」と「ここに書かれていることを全て実行して家を買った場合」では、総支払い額でおそらく数百万円〜1,000万円以上の差が生まれるはずです。

逆に言えば、ほんの少しの知識を知らないだけで莫大なお金を損する可能性があるのです。ヤバクないですか?

だからこそ家探しをする前に知識武装することが重要!今回は僕の実体験も踏まえながら、無駄を省いてとにかく安く家を購入する為の方法をまとめてみました。これから家を買おうと思っている人はこの記事を読んでもらうことで数百万円節約できる可能性があります。ぜひ物件探しをする前に、最後まで読んでね!(長いけど)

【注意】僕が購入したのは新築建売住宅なのでマンションや注文住宅、中古住宅を購入予定の人には一部当てはまらないこともあります(当てはまるものもあります)。ご了承下さい

 
 
 
 
 

家を買う時こそ節約すべき!

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家を安く買う方法をお伝えする前に、まず知っておいて欲しい「心構え」みたいなことがあります。 それは家を買う時こそ節約が重要ということです。



家を買う時、人の金銭感覚は麻痺する


家って高いよね。なんであんなに高いんだろーね。そりゃ「一生に一度の買い物」って言われますよ

例えば僕が検討した東京の多摩地区や神奈川の川崎市や横浜市あたりだと、すげー普通の4LDK新築建売住宅で4,000万〜5,000万円くらいするのね(駅から徒歩10分、土地面積100㎡・床面積100㎡くらい)
 
そこで問題なのが、家という高額な買い物を前にすると人間の金銭感覚が麻痺しちゃうことなんですね。
 
例えば4,000万円の家を購入する時に、諸経費の10万円なんて「たかが10万円」と思ってしまいがちです。実際僕もそう思いました。

しかし冷静に考えてみれば、住宅購入にかかる諸経費10万円も、普段の生活で一生懸命切り詰めて貯めた10万円も、同じ10万円です。10万円あれば夫婦で二泊三日の北海道旅行に行けてしまいます。

住宅を購入する時には不動産屋や銀行、保険会社などが、私たちの馬鹿になった金銭感覚を狙ってきます。いろいろと高額な経費を請求してきたり、高額な商品を買わせようとしてくるので注意しなければなりません
 
自分のお金は自分で守るしかないのです!
 


金額が大きいからこそ、節約効果は抜群!


例えば消費税。僕が家を購入した時にはまだ8%だったのですが、今は10%です。たかが2%と思うかもしれませんが、4,000万円(建物1,500万円、土地2,500万円)の物件を購入する場合、消費税増税分だけで30万円※も値上がりしたことになります。
土地には消費税はかかりません

消費税はこれから確実に上がっていきますので、数年後にはさらに2%増税しているでしょう。つまり同じ家を買うのにさらに30万円も高くなるわけです
 
たかが30万円と思いますか?
しかし安いツアーなら夫婦でハワイに行けちゃう金額です。余計に消費税を払ったところで、どうせ不倫や汚職ばかりしている議員が私腹を肥やすことに使われるだけなので、そんな無駄遣いは避けたいところです。←偏見。
 
 
話が逸れましたが、僕が言いたいことは高額な買い物だからこそ節約効果は絶大だということです。

一般人にとって普段の生活の中で30万円貯金するのは本当に大変なことです。それなのに4,000万円という大きな金額を前にして「30万円くらい・・・」と思ってしまうのは愚の骨頂です。合い見積もりを取ったり、値切ったり、自分で出来ることを自分でやったり。ほんの些細なことの積み重ねが大きな金額になって返ってくるのです。
 

 

家を数百万円安く買うための10の方法

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それでは「なるべく安く家を買う方法」をお伝えしたいと思います。中には面倒臭いこともありますが、数百万円の節約につながることを考えればやらない手はありません。ちょっと長いのですが、頑張って最後まで読んでみてください!

なるべく安く家を購入するプロセスは以下の10項目です。
 
  1. 仲介手数料を払わない
  2. 相場より安く買う
  3. 値引き交渉の「準備」をする
  4. 住宅ローンを安く抑える
  5. 登記を自分でやる
  6. 火災保険は必要最低限の補償でなるべく安く抑える
  7. 設備などは徹底的に合い見積もりをとる
  8. クレジットカードで多額のポイントを得る
  9. 住宅ローン控除を申請する
  10. 不人気物件をあえて狙う

順に解説していきましょう。 
 

1.仲介手数料を払わない(節約効果:100万円以上)


最も節約効果があるのがこれです。
いいですか?
 
家を購入するなら、絶対に仲介手数料を払ってはいけません!なぜなら、仲介手数料は

購入代金の3% + 7万円

も取られる
からです。

一見たいしたことないように感じますか?実際に計算してみましょう


例えば4,000万円の新築一戸建ての場合、

4000万円×3%+7万円=127万円
です!


手数料だけで100マン円超えです。高すぎませんか?それだけあれば、新生活で必要な家具を全て新品で揃えてもお釣りがきます。僕なら絶対に払いたくありません

 
では、こんなに高額な仲介手数料を請求してくる不動産会社が何をしてくれるのかというと、、、
 
 
ただ物件を探してくるだけっ!!
 
 
たったそれだけです。それなのにこれほど高額なマージンを取られるなんて、あり得なくないですか?
 
 しかも不動産会社が持ってくる物件が僕たちのような素人では探せないのかというと、全然そんなことありません!

実際にはその地域に強い不動産屋が独自の物件を持っていることも無くはないです。でも、少なくとも僕が出会った全ての不動産屋はどこかで見たような物件ばかり紹介してきました。
 
「とっておきの物件があるんです!」
 
そう言った営業マンが持ってきたのが、スーモで何ヶ月も前から売れ残っている物件だった時には絶句しました。


ではどうすればよいのか?


答えはカンタンで、売主から直接購入すれば良いのです!

売主はその物件の所有者のことで、建売の新築住宅の場合は基本的に企画・建築した不動産業者になります。仲介の不動産会社が販売している場合でも、同時に売主が直接販売していることも多々あります。そういう時に売主から直接購入できれば、もちろん仲介手数料は無料となるのです

売主の見つけ方は非常に長くなるので今度別記事でご紹介します!



2.相場より安く買う(節約効果:数百万円)

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不動産価格というのは変動します。これは新築でも中古でもマンションでも同じです。全く同じ条件の家でも購入する時期やタイミングによって、価格が数百万円は変わるのです。

不動産は絶対に相場より安く買うべきです。月々の返済額が少なくなるメリットがあるだけでなく、万が一不動産を売却しなければならなくなった時にも安く買った物件なら損失は最小限に抑えられるからです。
 
家を相場より安く購入する為に必要なことは以下の通りです。
 

相場感を養う 
相場より安く買おうとしたら、まず相場感を養わなければなりません。あなたが買おうとしている立地と建物の仕様の場合、だいたいどれくらいで購入されているのか、その感覚を養うのです。
 
そして相場感を身につけるにはどうすべきかというと、これはもうたくさん物件を見るしかありません。最低でも10軒以上は見ることをオススメします!もちろんネット上ではなく現地に物件を見に行くんですよ
 
不動産屋に聞いた話では、住宅購入者が契約するまでに実際に見に行く物件数は平均でたったの2〜3軒なんだそうです。しかし僕に言わせれば、これから一生住み続けることになる住宅をそれだけで決めてしまうのはとてもリスキーなことです。
 
ネットである程度条件を絞って効率的に見ているつもりかもしれませんが、実際に現地に行って、周辺の環境や実際の建物をチェックしないと物件の良し悪しはわかりません。なぜなら物件の価値は、駅からの距離や間取りといったネットで調べられるものだけではなく、実際に目で見てみないとわからないこともたくさんあるからです。
 
駅近で間取りが良い物件が激安だったので実際に現地を見に行ってみたら、とてつもなく急な上り坂があったり、家のすぐ裏が崖だったり、隣に廃墟のようなアパートがあった、なんてことはよくある話です。安い物件には安いなりの理由が必ずあるのです。
 
相場感を身につける為には、なぜその物件がその価格になっているのか?という経験知を積まなければなりません。そしてその為にはとにかくたくさんの物件を観に行くことが不可欠なのです。
 

値下げ幅のクセを知る
これは特に新築の建売住宅に当てはまることなのですが、相場を知るには今売りに出ている価格ではなく実際に売れた価格を知ることが重要です。

例えばあなたの住みたい街で駅からの距離が同じで、間取りなどの条件も全て同じような物件が2軒あったとします。ところが物件Aは5,000万円で売っていて、物件Bは4,200万円で売っている、なんてことはよくあります。どうしてそんなことになるのでしょうか?それは販売開始からの時間が影響しているのです

一般的に、建売住宅は販売開始当初かなり高めの金額で売りに出されています。売主からすれば高く売れた方が良いので初めは高めに出すんですね。

しかし、建売住宅の多くは2〜3か月売れ残ると段階的に値段を下げていきます。この時の値下げ幅は地域だったり不動産会社の方針によって異なるのですが、基本的に値下げ幅は一定だったりするので、そのクセを知ることが非常に重要です。ちなみに東京・神奈川・千葉・埼玉あたりでは1回につき200万円程度値下げすることが多いです。
 
例えば、5,000万円で売りに出していた物件も2か月売れ残ると4,800万円に価格改定し、さらに2か月売れ残ると4,600万円になる、という感じです。そうやって、ずっと売れずに残ってきたのが4,200万円の物件Bなのです。

そして実際に4,200万円で売れたら、そのあたりの土地とその条件での相場は4,200万円ということになります。
 
10軒以上物件を見てその動向を追い続けていると、この相場感が身についてきます。やがて物件を見ただけで、「ああ、ここでこの条件なら4,500万あたりで売れそうだな」と売れる金額も見当がつくようになってくるのです。

 
タイミング良く値切る
相場感が身について、値下げ幅もわかると、タイミング良く値切ることができます。
 
例えば、あなたの相場感的に4,500万円くらいの物件があるとします。その物件が5,000万円で売りに出た後、3か月売れ残って4,800万円に価格改定しても売れずに、さらに2か月売れ残って4,600万円になりました。あなたが購入の意思を示すのはこのタイミングです!
 
なぜなら4,400万円になるのを待っていては4,600万円で売れてしまう可能性があるからです
 
あなたはこのタイミングで不動産屋に購入の意思を示しつつ、予算は「4,400万円である」ということを不動産屋に伝え、値引き交渉するのです。
 
「4,400万なら絶対に買います!」
 
こう言いましょう。
 
不動産屋からすれば既に5か月も売れていない物件は早く売って現金化したいですし、そもそもこのまま2か月売れなければ4,400万円に価格を下げざるを得ません。あなたがこのタイミングで言う「4,400万なら絶対に買います!」という言葉は不動産屋に取って、救いの手に感じるはずです。
 
不動産屋もバカではないので、そのまま「はいどうぞ」と4,400万円にはならないかもしれません。
 
しかし、最低でも4,500万円では買えるのではないでしょうか。
 
このあたりの駆け引きはゲームだと思って楽しみながらやってみるといいと思います。なんと言ってもこのゲームに勝つことは200万円近い価値があるのですから。
 
 
値切りやすいのは4月〜9月
日本の場合、学校も会社も4月から新年度がスタートするところが多く、入学・転勤などのタイミングで家を探す人が多いのは賃貸物件と同じです。ほとんどの人が4月から新居での生活をスタートさせようとする為、1月〜3月、特に建売住宅の場合は3月の前半までが不動産屋の繁忙期となります。
 
この時期に家探しをしても、いわゆる売り手市場です。あなたに無理に売らなくても他にいくらでも客はいるので、値引き交渉はあまり効果的ではないのです


しかし、3月下旬に突入すると空気は一変します。これまで人で溢れていた不動産屋が急に閑散となります。必要な人たちはもう既に新居を決めてしまっているからです。これも不動産屋から聞いた話なのですが、4月〜9月の半年はとにかく物件が動かない時期なのだそうです
 
完全な買い手市場ですね。特に新築建売住宅の場合、不動産屋にも焦りが出始めます。なぜなら、新築建売住宅は建築後1年経っても売れ残っていると「新築」として販売することができなくなるからです
 
このように他に買い手のいない4月〜9月なら値引き交渉も有利に進められる可能性が高くなります。

逆に11月に入ってしまうと不動産屋も開き直って新年度に目を向けてしまいますので、遅くとも10月くらいまでには話をまとめた方がいいかもしれません
 

自由にカスタマイズできる物件は値切りにくい
建売住宅を探していると「クロスやフローリング材など自由にカスタマイズできます!」という物件に遭遇することがあります。これは建物が立っていない状態で、総額(土地+建物)が決められて販売されており、売買契約成立後に指定の建築会社が家を建てるという物件です。
 
家が完成する前なのでクロスやフローリング材など仕上げ材を自分の好みで決められる点はとても魅力的なのですが、家が建っていないということは不動産屋も焦る必要がないので、値引き交渉はしにくい、というかほぼ不可能なのです。
 
よほど変な土地にあって売れ残り続けていれば別ですが、大抵はすぐに売れてしまいます。好みの仕上げに出来るという少しだけ注文住宅の要素を含んでいるので人気があり、そんな物件をわざわざ値引く不動産屋はいないのです。




3.住宅ローンの「簡易審査」を受ける

 

一戸建てでもマンションでも値引き交渉をして安く買うのが基本です。しかし値引き交渉を有利に進めるのに必要な「準備」があることを知っている人はあまりいません

その「準備」というのは住宅ローンの簡易審査です。なぜでしょう?



ほとんどの人は住宅ローンを利用して家を購入すると思います。しかし気に入った家が見つかっていよいよ契約となった後、住宅ローンの審査に落ちて購入できないという人が非常に多いのです。

そしてそのことによって一番迷惑を被るのは不動産屋です。汗水垂らしてヘコヘコ頭を下げながら何軒も物件を紹介して、やっと買うって言うから超長い重要事項説明(本当に長いです)をして契約書交わしたのに、「住宅ローンの審査通りませんでした」の一言で全てパーになってしまうのです。不動産屋からしたら最悪ですよね。

たいていの不動産屋はこのような経験を何度もしています。ですから、デキる担当者ほど客の支払い能力を気にしながら営業してきます。「お勤め先は長いんですか?」「素敵なお車ですけど、ローンで買ったんですか?」こんな世間話は全てこちらの支払い能力を探っているのです。不動産屋で初めに書かされるアンケートもそれが目的です。



そんな時に「◯◯銀行の住宅ローンの簡易審査は通っています」と一言言えると不動産屋の態度がガラッと変わります。簡易審査に通っているということは、高い確率で住宅ローンを組めるからです。ちゃんと買える客だとわかっていれば、不動産屋も本気で良い物件を紹介してくれますし、値引き交渉にも真面目に応じてくれます。

一方、簡易審査にすら通っていない客だったらどうでしょう。もしかしたら買えない客かもしれないのです。買うかどうかわからない相手に大幅な出精値引きをする不動産屋は絶対にありません。



簡易審査はどうすれば受けられるのか

住宅ローンの簡易審査はウェブから無料で簡単に行うことができます!自宅で寝ながらでも、スマホからでも申請することができます。わざわざ銀行に行く必要はないんですね。

オススメは「モゲチェック 」です。ここはスマホからたった5分入力するだけで大手銀行からネット系銀行まで一括して相見積もりがとれ、同時に簡易審査も受け取ることができるので、より安い金利で借りることが出来ます。
 
公式サイト モゲチェック
 
 

「でも物件も決まってないのに住宅ローンの簡易申請してもいいの?」と思いますよね。いいんです!もっと言えば借り入れる金額すら決まってなくても申し込めます。その場合は自分の予算よりも少し多めの金額で仮審査を申し込めば良いのです。あとから金額を下げる分には問題ないからです。

とにかく重要なことは、値引き交渉を有利にする為に住宅ローンの簡易審査を通しておくことです。しつこいですが重要なのでもう一度言いますね。

家を安く買いたいなら、不動産屋に行く前に絶対に簡易審査を済ませておきましょう!
 
公式サイト モゲチェック
 
 
 
 
 

4.住宅ローンを安く抑える(節約効果:数百万円)

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ほとんどの人は住宅ローンを使って家を買うことになるかと思います。実はこの住宅ローン、お金を借りる金融機関やその種類によっては支払い総額が数百万円変わることをご存知ですか?

住宅ローンを安く抑える方法は話すと非常に長くなります。下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください

www.yabaiyo-yabaiyo.com

 




5.登記を自分でやる(節約効果:20万円)

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住宅を購入する際には法務局へ不動産登記を行う必要があります。

不動産登記というのは、ざっくり言えば あなたが購入した土地や建物がどこにあって、どれくらいの広さで、それが誰の所有物であるのかといった情報を法務局に登録する制度です。これをすることによって、住宅があなたのものであることを公に認めてもらうことができます。

新築建売住宅を住宅ローンを利用して購入する場合には「建物表題登記」「所有権移転登記」「保存登記」「抵当権設定登記」の4つの登記が必要となります。
 
通常、これらの登記は不動産会社が手配した土地家屋調査士と司法書士が行うのですが自分で行うこともできます。不動産会社経由で依頼すると40万円〜50万円くらいかかるのですが自分で行うと20万円くらいで出来てしまいます!(この20万円は税金等どうしてもかかる費用です)
 
しかも大して難しくないので、平日に会社を休んで法務局へ行ったり、法務局の現地調査に付き合ったりできる方は是非やってみるといいかもしれません。
 
ただし登記を自分でやる場合には必ず契約前にそのことを伝えて、不動産屋の了承を取っておきましょう。なぜなら契約締結後に登記を自分でやると言うと露骨に嫌がる不動産屋が多いからです。
 
どうして不動産屋が嫌がるかという理由は様々ですが、お抱えの土地家屋調査士や司法書士に依頼することでバックマージンを取っているケースや素人が登記に行くと余計に時間がかかることなどが考えられます。
 

とはいえ、不動産屋とモメるのは絶対に得策ではありません!

引渡しを受けるまでの間に部屋の採寸をさせてもらったり、カーテンやエアコンなどの取付業者に部屋を見せたりする必要があったり、なにかとやりとりが多いからです。その都度、嫌がらせを受けてもストレスが溜まるだけですので、自分で登記するなら契約前に了承を得ることが鉄則なのです。
 
自分で登記をする方法は下記のサイトなどにわかりやすく掲載されていますので、やってみようという方はどうぞ。

登記を自分でするノウハウがギュッ!と凝縮 | 自分で登記.com

 
 なお僕の場合は知り合いに土地家屋調査士と司法書士がいたので、そちらに安くやってもらいました。




6.火災保険は必要最低限の補償でなるべく安く抑える(節約効果:数十万円)

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火災保険の加入は任意ですが、万が一の為にも加入すべきです。しかし一方で、日本において実際に火災などの災害で保険金を受け取る可能性は非常に少ないのです。

そう火災保険は入らないと困るけど、入っても保険金を受け取る確率は相当低い保険なのです。それであれば、保険会社のブランド力などに左右されずに、なるべく安く抑える方が良いに決まっています。

火災保険や地震保険の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

www.yabaiyo-yabaiyo.com

 
 
 

7.設備などは徹底的に合い見積もりをとる(節約効果:数十万円)

 
これは新築の建売住宅にのみ当てはまる話です。

新築の建売住宅を購入してみて最も驚いたのは、賃貸住宅では当たり前に付いていた設備が付いていなかったことです!

住宅メーカーにもよると思いますが生活するのに最低限必要と思われるカーテンレールや網戸が付いていない住宅も珍しくありません。うちの場合、網戸は付いていましたが、カーテンレールは付いていませんでした。
 

建売住宅を購入して、そのまますぐに住めると思っている人も多いと思いますが(僕もそうでした)、必要最低限の生活をするまでにも色々とお金がかかります。ごく一般的な4LDKの建売住宅で実際に各設備にどれくらいお金がかかるのか?概算金額を下記にまとめましたので参考にしてみてください。

 

4LDKの建売住宅で設備にかかるお金の目安
  • カーテン(カーテンレール取り付け含む) 10〜25万円程度

  • 網戸 10万円程度

  • TVアンテナ 3〜7万円

  • エアコン(取付工事含む) 7〜20万円/台

選ぶ物にもよるのであくまで目安として頂きたいのですが、最低限必要と思われる設備だけでも30万円〜60万円くらいかかります。 それぞれについて詳しく見てみましょう。
 

カーテン
カーテンレールが付いていない場合、カーテンだけでなく、カーテンレールも選んで、さらに取付工事までやってもらう必要があります。

カーテンレールとカーテンの代金+工事費の合計で10〜25万円くらい。ニトリなどで最安値のカーテンレールを取り付けまでやってもらい、ネットで買った安いカーテンを付ければ10万円くらいでいけると思います。

うちの場合はカーテンじゅうたん王国というカーテンの専門店にお願いして、リビングと寝室だけはデザインや遮光にこだわって、他の部屋は安いカーテンをつけるという方法で約22万円でした(工事費込み)。
 
カーテンレールの取り付け工事は一人でもできる作業なので、カーテンレールを購入したお店に依頼すれば職人さんの人工代くらい(2万円前後)でやってくれると思います。
 
自分で取り付けをしようとする人も多いようですが素人がやろうとするとなかなか大変な作業です。またカーテンの重量を支える為には壁(石膏ボード)の中の下地(木の板)がある部分に正確に取り付けなければなりません。なぜなら石膏ボードは非常に脆いもので、そこに重量をかけてしまうと重さに耐えかねて壁ごと破損する可能性が高いからです。

プロの職人さんにお願いしても2万円くらいで済むはずなので、そんなリスクを冒してまで自分で取り付けするメリットはありません。ここはケチらずにプロに任せましょう
 

なお、カーテンじゅうたん王国に依頼すると職人さんがあらかじめ取り付けできる位置を現地調査した上で、工場で長さを微調整したカーテンを持ってきてくれます!すると床から1センチくらいのピッタリサイズで設置することが出来、仕上がりは最高です。特に寝室などで外光を完全にシャットアウトしたい人にはオススメです
 

網戸
うちには付いていましたが建売大手の○田産業グループでは付いていないそうです!

全く窓を開けないなら必要ないですが、うちの場合はよく窓を開けて換気するので網戸は必須です。一般的な4LDKで全ての窓に付けると10万円前後はかかるそうです(不動産屋談)
 
 
アンテナ
なんと新築建売住宅にはテレビを見る為のアンテナも付いていません!なのでアンテナを取り付けるか、J-comなどのケーブルテレビやフレッツ光などに加入しないとテレビを見ることもできません!衝撃ッ!!
 
 
エアコン
新築建売住宅には当然のようにエアコンも付いていないので、必要なら自分で手配しなければなりません。
 
エアコンがテレビや洗濯機のような一般家電と異なるのは素人には出来ない設置工事が発生することです。室内に設置するエアコン本体と屋外に設置する室外機を繋げる必要があり、家の壁に穴を空けたりするのでなかなかの大工事です。
 
この為、ヤマダ電機などの家電量販店で工事までお願いすることが一般的です。しかしその場合に注意したいのは設置業者が選べないことです。
 
基本的には購入した家電量販店と契約している業者なので心配する必要は無いかもしれませんが、最低限エアコンが使えるだけの工事と、なるべく長い間快適に使える工事は違います
 
エアコン本体はネットなどで買ったほうが安いので、本体はネットで購入して、工事は安心できる業者に依頼するのがベストだと思います。
 
うちの場合はダイキンの17畳用と8畳用のエアコンをネットで購入し、専門業者に取り付けてもらって、全部で24万円くらいでした。

エアコンに関しては購入・設置する前にこちらの記事を読んで頂くことをオススメします。

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8.クレジットカードで多額のポイント還元を得る(節約効果:数十万円以上)

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前述の通り、新居を購入するとカーテン・エアコン・ソファ・ダイニングテーブル・ベッド・テレビ・暖房器具・・・とありとあらゆる家具や家電を買うことになります。なるべく節約しよう思っていても、せっかく新居での新生活が始まるのだからとあれもこれも欲しくなるのが人情です。実際、僕もかなり節約したつもりだったのですが、気がついたら家具や家電で合計180万円くらい使ってました。

多額のお金を使う時の節約の仕方の1つとして、支払いをクレジットカードに集中させてポイント還元を得るという方法があります。

皆さんもクレジットカードを持って使っていると思いますが、それらのカードのポイント還元率はいくつでしょうか?セゾンカードやTポイントカードなど一般的なクレジットカードのほとんどの還元率はわずか0.5%です。つまり、180万円購入してもたったの9,000円分のポイント還元しかないのです。


一方、ポイントが多く貯まるクレジットカードもあります。中でも最もオススメできるカードはもはや誰もが知っている楽天カードです。楽天カードのポイント還元率は1%なのですが、それだけではありません。

楽天市場で商品を購入し楽天カードで支払うポイント還元率が最低でも3%、多い時は14%ほどに大幅UPするチャンスがあるのです。つまり180万円購入したら少なくとも54,000円分のポイントがもらえるのです。すごくないですか?

僕はこの方法で180万円分の決済から135,000円分のポイントを獲得して、大型の物置をほとんどポイントだけで購入することができました。その時のエピソードはこちら ↓
 
楽天市場にはほとんど全ての商品がラインナップされていて、価格的にもどの分野でもかなり安く買うことができます。家具や家電で多額のお金を使うことがわかっているのであれば、楽天カードを持っておくことをお勧めします。
 
 
 
 

9.住宅ローン控除を申請する(節約効果:最大400万円)

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これは家を買った後の話なのですが、2022年12月末までに住宅ローンを組んで家を買った人には多額の所得税が返ってきます!その額なんと年間最大40万円、13年間で480万円です。

しかしこの制度、自分で確定申告しないと適用されないのです。知らなかったり、忘れちゃったりすると大損ぶっこきますので、家を買った人は必ず忘れずに申請しましょう!

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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あと、このルール何度も延長されているので詳しくはこちらもチェックしてください


 


10.あえて不人気物件を狙う(節約効果:数十〜数百万円)

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これは裏技というか、やや邪道だと思うので一番最後にご紹介することにしました。

ネットで物件探しをしていると、たまに同じような立地で同じような条件なのに安い物件に遭遇します。「お!掘り出し物発見!」と思って現地に見に行くと、たいていの場合、線路に面していたり、裏が崖だったりと何らかのワケがあります。不動産業界では昔から「不動産に掘り出し物無し」という言葉があるそうですが、本当にその通りで、安い物件には安いなりの理由があるのです。
 
しかしそういう物件は、本人さえ気にしなければ格安で買える物件だということにもなります。発想を変えてあえてそういう物件を狙うことで安く家を買うことができるのです。では、不人気物件とはどういうものか?具体的に見てみましょう。
 
 
傾斜地
急な坂の途中にあるなど、勾配のきつい傾斜地にある物件は不人気で安くなっていることが多いです。傾斜があるということは土砂災害などの危険性が高まるので敬遠されがちなのです。しかし下の記事でも書いた通り、坂にあっても切土の土地なら土砂崩れの可能性は低くなりますし、坂の下にある物件よりは途中にある物件の方が水害を受ける危険性も低くなります

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個性的な形の土地
東京のベッドタウンとなる新興住宅街で多いのが旗竿地と呼ばれる土地です。元々あった大きな土地を細かく分割して販売した結果、家が道路に隣接しない土地のことです。その多くは「竿」の部分が駐車場になっているので家への出入りが狭かったり、四方を家に囲まれるので景観も日当たりも悪く不人気です。その分、道路に面した家よりも安くなっています。
 
しかし考え方によっては、四方を家に囲まれていることはメリットにもなり得ます。例えば道路に面していないことで騒音は聞こえにくくなりますし、外から家を覗かれることもなくプライベートが守られやすくなります。また台風襲来時など、強風で物が飛んでくるような風害の被害も受けにくくなります。景観を優先する人は避けるべきですが、気にしない人は積極的に狙ってみましょう。
 

学校の近く
学校の近くはチャイムの音や子供たちの声など騒音を嫌がる人から不人気物件として安くなっています。しかし、賑やかな土地を好む人や我が子を通わせる学校は近い方が良いと考える人にとってはプラス要素にもなり得ます
 

墓地の近く
墓地の近くは当然不人気物件で、相場よりかなり安くなります。僕は思い切り嫌ですけど、お化けとか信じない人はあえて狙ってみても良いかもしれません。あと、沖縄の人はお墓でご先祖様と宴会を開くくらいお墓にマイナスイメージがないって聞いたので(ホント?)良いかもしれません。
 

線路沿い・幹線道路沿い
線路の近くは騒音や振動があるので不人気です。しかし最近の住宅は二重窓になっていたり、防音・防振設備が充実している物件もあります。そういう設備があって気にならなければ選択肢に入れるのも良いでしょう。
 

ゴミ置場近く
住宅街でゴミ置場近くの物件はやはり不人気です。しかしゴミ捨てのルールがちゃんと守られている自治会であれば、ゴミがあるのはゴミ収集日の数時間のみです。自治会がちゃんと機能していて清潔に保たれているのであれば、気にならないかもしれません
 

バス路線
駅から徒歩圏内ではなく、バスがメインの交通手段になるエリアは不人気です。しかしバス停がすぐ近くにあるなら話は別です。冬は暖房、夏は冷房も効いているので快適ですし、東京・神奈川・千葉・埼玉あたりならバスの本数も多いので、徒歩で15分以上も歩くくらいならバスの方がずっと便利だったりします。もちろん車で通勤する方は駅から遠い物件をあえて狙っていくのもアリです。
 


 

あとがき

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いやー、クソ長かったですね!
こんなクソ長い文章を最後まで読むなんて、あなたスゴイですよ。

それにしても住宅を購入する時はもちろん、購入してからも実際に住むまでの間にいろいろとお金がかかるのがお分かり頂けたかと思います。
 
しかし、どれも難しいことではありません。

ぜひ1つ1つに取り組んで、ぜひ数百万円節約してみて下さい!
 
おしまいっ!
 

 
  

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