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【重要】新築住宅にエアコンを購入・設置する前に知っておくべきこと

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家買ったら、エアコン付いてなくてビビりました(汗)
新築の建売住宅や分譲マンションだと基本エアコンは付いてないそうです

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エアコンって他の家電と違って工事しないと使えないじゃないですか。しかも屋内のエアコン本体屋外の室外機を繋ぐ必要があるから家の壁に穴を空けなきゃいけないわけです。



つまり、


引っ越す前にやっとかないと、壁の削りカスが部屋中に舞ってヤベーことになります!


というわけで家買ったら引越し前に取付工事まで終わらせましょう
 
今回はエアコンの正しい選び方から取付工事の段取りまで、新築住宅にエアコン設置する前に知っておいた方がいいことをまとめてみたよ。

↓ 長げ〜から忙しいなら気になるとこだけ読んでね!

 

 
 

事前に知っておきたいエアコン選びの重要ポイント

 

1. 適正な出力を選ぶ


エアコンのカタログ見てると、冷房(木造和室目安):6畳 冷房(鉄筋洋室目安):9畳みたいな表記があります。これは何かというと、木造住宅と鉄筋コンクリートのマンションの冷房の効き方の差を表してるんですね。



一般的に木造和室目安よりも鉄筋洋室目安の方が大きな畳数を示してます。なぜなら密閉性の高いマンションならエアコンの効きがとても良いけど、密閉性が低い木造住宅は効きが悪いからなんですね。

つまり同じ出力のエアコンでも鉄筋コンクリートのマンションと木造住宅では冷え方(暖まり方)にかなりの差が出ます。なので表示をちゃんと確認して買いましょう


ちなみに迷ったら絶対に出力大き目がオススメです!値段はその分割高になるけど、すぐに効いて快適!逆に出力が小さいと効きが悪くてイラつきます。


2. 自動送風機能付きが絶対オススメ!【重要】

 エアコンで嫌なのがカビ! 

久しぶりにつけてみたらカビ臭ッ!って経験ありますよね?あれはエアコン内部にカビが発生して悪臭を放っているのです、オエ〜。気持ち悪いし健康にも良くないからカビさせたくないですよね

www.yabaiyo-yabaiyo.com



なぜエアコン内部にカビが生えるのかというと原因は結露。空気を冷やす為にフロンガスで冷却されているアルミフィン(アルミ製のヒダヒダ、フィルターを外すとすぐに現れます)がクーラー使用後に放置されると湿った空気が冷やされて結露が発生するのです。

それではどうすれば良いかというとクーラー使用後に30分〜2時間程度「送風運転」することです。そうすれば冷えたアルミフィンが常温に戻されるので結露が発生しないんですね。

ただクーラー使用後に毎回送風するのは面倒くさいし、忘れてしまうこともあります

そこでオススメなのが自動送風機能が付いているエアコンです。この機能が付いていればクーラーを使用した後、自動的に一定時間送風運転をしてくれるからとっても便利!うちのエアコンも3年近く使っていますが、全然カビ臭くなくて超快適です。
 

3. 自動お掃除機能は要らない【重要】

 
最近の上位機種には自動お掃除機能が付いているエアコンがあります。しかし、このお掃除機能というのはフィルターについた埃を自動で掃除してくれるだけでエアコン内部の掃除をしてくれるわけではありません
 
やったことのある人ならわかりますが、フィルターの掃除は簡単です。フィルターを外して洗面所で水洗いして、干して終わりです。この手間をかけるのも面倒だという人なら自動お掃除機能があっても良いかもしれませんが、そうでなければ必要ない機能だと思います。
 
自動お掃除機能はメンテが大変!
自動お掃除機能はフィルターに付いていた埃をエアコン内部にあるボックスに集めます。つまり埃を押し込むように掃除します。普通の埃ならそれでも問題はないのですが、キッチン近くのエアコンでは空気中に分散している油分が埃に絡みついてヘドロ汚れのようになります(一般的な建売一戸建て住宅の場合、キッチンとリビング・ダイニングが一つの空間に配置されていることが多いのですが、この場合のエアコンも同様になります)。
 
それを機械的にエアコン内部に押し込むとどうなるか?想像つきますよね。ヘドロ汚れが凝固してガンコな汚れになってしまうのです!こうなるとその汚れを取るのは素人では困難となります。
 
もちろんエアコン清掃の専門業者に依頼すればキレイに除去してくれますが、自動お掃除機能付きエアコンの場合は割増料金を取られます!

高いお金を出して自動お掃除機能付きエアコンを買ったのに、更にメンテナンスにもお金がかかるならもはや必要ないですよね
 
 

4. ダイキンのうるさらは設置料金が高い!?


ダイキン工業のうるるとさららで有名な最上位機種うるさらシリーズ。暖房時に外の空気から集めた水分を室内に分散させて、適度な湿度コントロールをしてくれます。
 
とても快適なのですが、外部の水分を運ぶホースが必要となる為、通常のエアコンに比べて室外機とのパイプが太くなります。その為、特殊な部材が必要になり、手間も余計にかかるので、うるさらだけは特別料金を取る設置業者が多いです

ちなみにうちのエアコンを取り付けてくれた設置業者さんがうるさらを使っているらしいのですが「加湿機能としては加湿器には遠く及ばないので、加湿にこだわりたいなら加湿器使った方がいいですよ」と言ってました。


この記事の一番最後で最もオススメのエアコンをご紹介します!


 

エアコンをどこで買うか?


エアコンの場合、取付工事が必要となるのでどこで購入するのか?が重要なポイントになります。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう
 

方法1. 家電量販店で購入し、取付工事もやってもらう

 
メリット
  • 手間がかからない
    家電量販店で購入する最大のメリットはエアコン選びから工事の段取りまで全てお任せできること!ローン契約やら、内覧会やら、引越しやらととにかく忙しい新築住宅購入時に手間がかからないのは最大のメリットです

  • 責任の所在が明確
    エアコン本体と取付工事を同じ所に依頼することで、万が一何か不具合が生じた場合にも購入した家電量販店が全て責任をもって対処してくれるので安心です。
 
デメリット
  • エアコン代金がネットで買うより高い
    家電量販店はネットに比べるとどうしても高くなります。特売などやっている場合にはネットよりも安く出すこともありますが基本的にはネットの方が大幅に安く売っています。

    たまに家電量販店の店員にネットの価格を見せて、もっと安くしろと値切っているおじさんがいますが、店舗を持たず固定費のかからないネット店舗の価格が安いのは当たり前でそんなものを見せても全く相手にされることはありません

  • どんな取付業者が来るかわからず技術に不安
    1番大きなデメリットはこの部分です。エアコンの取付工事はエアコン本体と室外機を繋げる必要がある為、家の壁に穴を開ける作業が発生します。

    普通は穴を開ける前に、壁の間の柱や梁の位置を専用のセンサーや針などを使って正確に把握してから作業に入るのですが、中には適当な工事をする業者もいて、実際に柱や梁に思い切り穴を開けてしまったり、傷つけてしまうといった事故も発生しています柱や梁に損傷を与えてしまうと、家全体の強度が大きく損なわれることがあり大変危険です。

    家電量販店の看板を背負ってくる業者がそんな適当な仕事をすることは考えにくいのですが、業者を選ぶことは出来ませんし、同じ取付業者でも経験の浅い職人さんが来ないとも言い切れません。どんな業者が来るのかは当日のお楽しみとなってしまうことが心配ではあります。
 
 

方法2. エアコンをネットで購入し、専門業者に取付工事を依頼する

 
メリット
  • エアコン代金がとにかく安い
    エアコンを安く購入するならネットが一番です。家電量販店で特売をやっている時に稀にそちらの方が安いこともありますが、一年を通じて安いのはやはりネット販売です。
    お目当てのエアコンを決めたら、価格.comなどでとにかく安く買いましょう!

  • 自分で探した取付業者なので安心
    エアコンの取付工事は家の壁に穴を開けるなど、電気工事の中でも特殊な作業が発生する為、出来ることなら専門業者に依頼するのが一番です。

    僕はエアコン工事屋.comの柴山さんに依頼しました。東京・神奈川・埼玉で一戸建て住宅専門のエアコン取付工事業者さんです。設置はスピーディでパイプなどの仕上がりも美しく、金額も手頃で最高でした。スタッフは社長の柴山さんしかいないようですが、一人しかいないということは、経験値の少ない若手がやることもなく、必ず柴山さん自身が工事をしてくれるので逆に安心です(僕が依頼した時点での話ですので個別にご確認ください。

    その時の取付工事の様子はこちら。

    www.yabaiyo-yabaiyo.com

     

 
デメリット
  • エアコン探しと工事の段取りに若干手間がかかる
    エアコンの取付工事専門業者で人気のあるところは工事の予約でいっぱいです。特に2月・3月の新築住宅の繁忙期は予約が殺到し、なかなか取れないことがあるそうです。そんな中で信頼のおける業者を探し、工事を依頼するのは少しだけ手間がかかります。

  • エアコンの保管と搬入のタイミングに注意!
    ネットでエアコンを購入する場合は一点だけ注意があります。それはエアコンの保管と搬入のタイミングです。
     
    新築住宅でも引き渡しを受けた後であれば、購入先から直接新居に送ってもらえば良いのですが、まだ引き渡しを受けていない場合にはエアコンの保管場所が必要になります。
     
    今住んでいる住宅に保管できればいいのですが、新品のエアコンはダンボールを含めてそこそこの大きさになりますので引越し準備中だったりするとスペース的に厳しいかもしれません。
     
    また、工事日までの新居に運び込む必要がありますが、一般的な室外機の重量は50kg以上あるので力のある男性でも少し骨が折れるでしょう
     
    ちなみに我が家が設置を依頼した柴山さんに、運べなくて困っていることを相談したら工事日の前々日に来てくれて、預かってくれました。本当に良い人です。(柴山さんの事務所と僕の家がたまたま近めだったことと、柴山さんのスケジュールもたまたま空いていたので預かりに来てくれましたが、常にできるわけではありませんので無理強いはしないようにお願いします)

  • 責任の所在が不明確
    僕の家では何の問題もなくエアコンを使用することが出来るようになりましたがますが、もし不具合があった場合に責任の所在が曖昧になる可能性があります

    例えばエアコンの一部が破損していた時に初めから壊れていたのか、取付工事時に壊れたのかわからないからです。この為、エアコンの取付工事を依頼する時にはかならず立会いをして、大きな事故が無いか確認する必要があります。
 
 
 

エアコン取付工事業者の選び方

 

保証期間が長めに設定されている

 
エアコン自体にはメーカー保証で1年、長期保証で5年・10年といった保証があるのですから、エアコン取付工事に関する保証もなるべく長めに設定されている業者さんを選びましょう。工事に関しての保証が無い業者は論外です。

エアコンの取付工事でよくあるトラブルは雨水などの漏水と開けた穴から風が通ってエアコンの効きが悪くなる現象です。またごく稀ですが、エアコン自体が落下したというトラブルもあったそうです。

取付工事に関しての保証期間を設定している業者はそれだけしっかりした作業を行い、工事に自信があるのだと考えられます。逆にそうでない業者は、、、心配ですね。

ちなみに我が家がお願いした柴山さんのところは10年保証です。
 

事前に現地調査して見積もりしてくれる

 
後になって工事費で揉めないように、必ず事前に見積もりしてもらいたいものです。

正確な見積もりをしてもらう為には取付ける家を実際に見て現地調査してもらうことがベストです。

ちゃんとしたエアコン取付工事業者なら、嫌な顔せずに無料で現地調査してくれるはずです。それを嫌がるような業者は敬遠した方が無難かもしれません
 
 
 

【超重要】取付工事をいつ行うか?

 

エアコンの取付工事は家の壁に穴を開けるので、石膏ボードの粉など塵や埃が舞います。この為、工事は新居に引越し前に終わらせておくことがベストです。

しかし、ここで1つ問題があります。家電量販店などでエアコンの購入から設置までワンストップでやってもらう場合は問題ないのですが、ネットで買って、別の業者さんに取り付けをやってもらう場合には取付工事までのスケジュールに注意が必要です。


例えば、取付けるエアコンは工事日前に新居に運び込まなければなりません。しかし引き渡し前の物件に荷物を運びこむことは出来ませんので、引き渡し後にエアコンを搬入することになります


つまり、
  1. 新居の引き渡し
  2. エアコンの搬入
  3. エアコン取付工事
  4. 引越し
という流れになるのですが、基本的にこれらはそれぞれ別の日にする必要があります。


例えば取付工事は朝から始まって一日作業になることが多いので工事日の前日までにエアコンの搬入を済ませておく必要がありますし、取付工事日は埃が舞うので引越しはその翌日以降が望ましいからです(もちろん、物件の引き渡しを午前中にして、午後指定で搬入するなど短縮することも可能ではあります)

このように、引き渡しからエアコンの取付を経て引越しするまで少なくとも3〜4日かかると思って、余裕を持ったスケジュールを確保しておくことをオススメします

なお、人気のある工事業者さんだと2〜3週間くらい先まで予約がいっぱいだったりします。そういう業者さんは事前に現場調査してもらうスケジュールもなかなか取れなかったりします。そういうことを考えると遅くとも工事希望日の1ヶ月半前には取付工事業者さんへ問い合わせをした方が良いと思います。

それが無理でも、なるべく早めに声掛けするようにしましょう。
 
 

【重要】最もオススメのエアコンは?

 
これまで見てきたように、なるべく安く安全にエアコンの取り付けを行うならエアコン自体はネットで安く購入して、取付工事は専門業者に依頼するのがベストです。

ちなみにこれからエアコンを購入する人に最もオススメしたい機種はダイキンの最下級クラス「Eシリーズ」の型落ちです!

ダイキンはうるさらや自動お掃除機能が付いた高機能エアコンを多数開発しているのですが、そもそもエアコンとしてのレベルが非常に高いです。中でも超シンプルな最下級クラス「Eシリーズ」はカビ防止の自動送風機能はしっかり付いているのに、それ以外の余計な機能が一切付いていないので価格も安くコスパが最高です。無理して上位機種を買うくらいなら、Eシリーズで出力が大きい物を買ったほうが良いと思います。

エアコンは毎年新しいモデルが販売されますがスペック的には大きな変化はありません。特に夏を過ぎると一気に価格が下落するのでオススメです!今調べてみたところ2023年製のEシリーズも早くも4万円台で購入できます。

詳しくはこちらからどうぞ↓



以上、【重要】新築住宅にエアコンを購入・設置する前に知っておくべきことでした。



 



 

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