火災保険を安く済ませるには、とにかく無駄を省いて本当に必要な補償内容に絞ることが重要です!
というわけで今回はあなたの家にとってのベストな補償内容の選び方を教えます
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公式
忙しい人は気になるとこだけどうぞ
1.「保険の対象」の決めかた
火災保険ではまず保険をかける対象、つまり何に対して保険をかけるか?を決めます。
何・・・って、家じゃないの??
と思うかもしれませんが、火災保険の場合は次の3通りから選ぶことになってるのです
と思うかもしれませんが、火災保険の場合は次の3通りから選ぶことになってるのです
1.建物のみ
2.家財のみ
3.建物+家財
この場合の「建物」と「家財」の定義は保険会社によって多少違うみたいなので注意が必要なんですけど、ザックリ次のような感じ
火災保険の対象
「建物」
家自体はもちろん、塀とか門とか車庫とか物置など敷地内にあって動かせないもの
「家財」
ベッドとかテレビとか洋服とか、家の中にあるもの全て
ただ、これは
「3.建物+家財」の一択ね!
だって、家財ってけっこうかかるんですよ。ごく普通の家でも家電・家具から洋服・生活必需品まで失ったものを全て一式揃えると4〜600万円くらいにはなるんだとか!だから「1.建物のみ」はオススメしません
「2.家財のみ」はワケわかんねーし。建物補償しないでどないすんねん
つまりどちらか一方の保険金だけおりたって、その後の生活に困るわけで「3.建物+家財」しかあり得ないんですね。もちろんその分保険料は高いけど、ここはケチるとこじゃないですね
「3.建物+家財」の一択ね!
だって、家財ってけっこうかかるんですよ。ごく普通の家でも家電・家具から洋服・生活必需品まで失ったものを全て一式揃えると4〜600万円くらいにはなるんだとか!だから「1.建物のみ」はオススメしません
「2.家財のみ」はワケわかんねーし。建物補償しないでどないすんねん
つまりどちらか一方の保険金だけおりたって、その後の生活に困るわけで「3.建物+家財」しかあり得ないんですね。もちろんその分保険料は高いけど、ここはケチるとこじゃないですね
2.「補償範囲」の決めかた
次に決めるのは補償の範囲です。簡単に言えば、どういう種類の被害に対して保険をかけるのか?ってことです
火災保険も自動車保険とかと同じで、補償してもらう範囲を自分で決められるんですね。もちろん何でもかんでも補償してもらうと保険料は高くなり、限定した部分だけを補償してもらうなら安くなります。つまり自分の家に不要なものを補償範囲から外すことで保険料を大幅に安くすることができるのです!
それでは各項目を効率化するポイントを見ていきましょう
それでは各項目を効率化するポイントを見ていきましょう
火災
自宅からの失火や隣接する家からの貰い火など、火災全般で損害を受けた場合の補償です。
知ってました?お隣さんが火事になってあなたの家が燃えちゃっても、お隣さんには損害賠償請求できないんですよ。失火法とかいう法律で決まってるんですね。じゃあどうするかっていうと、自分の家は自分の火災保険で立て直さなきゃいけないんです。だから「火災」は必ずつけましょう。というか、外せません
ちなみに地震に伴う火災は補償されません(地震保険の範囲になります)
落雷
落雷で電気設備が壊れたり火事になった場合の補償ですね。ビリビリドッカーン!
雷に打たれるかどうかっていうのはもう運次第。なんでケチらずにつけましょう
破裂・爆発
ガス漏れなどで家が爆発しちゃった時の補償です。ぼかーん! 過失だけでなく、器具の故障とかもあり得るので、まあつけておいた方が良いでしょう
風災
台風や旋風・竜巻・暴風などで屋根が飛んだり、ガラスが割れたり、家ごと吹き飛ばされたりした時の補償です。
大阪に台風が上陸した時に近所の瓦が飛んできて窓ガラスが割れちゃった映像や、千葉のゴルフ練習場のネット用の支柱が倒れて家がメチャクチャに壊されてしまったニュースは記憶に新しいですけど、ああいう被害も基本的には天災なので損害賠償請求できないんですね。なので、基本自分の火災保険で直さなければいけないんですが「風災」に入っていないと補償されません。ショーーック!
ここんところ毎年のように大型台風が上陸したり、竜巻の被害が出てるので「風災」も必須の補償内容ですね。ちなみに我が家は風通しの良い丘の上にあるのでもちろん加入しています。
雹災
雹(ひょう)で屋根に穴が空いたり、ガラスが割れたりした時の補償です。これも毎年のようにゲリラ豪雨で雹が降るニュースが報じられているんでつけておいた方がいいでしょう。
雪災
雪の被害です。なので、大雪が降らない地域だったらつける必要はないですね!
水災
台風・暴風雨・豪雨などによる洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石によって、床上浸水などの水災を受けた場合の補償です。
ここんところ毎年夏にはゲリラ豪雨が発生するので川の近くはもちろん低い土地の家は必須の補償内容です。ただし「床上浸水」以上が補償条件となっている場合が多いようなので、補償内容もしっかりと確認しましょう。
逆に水が流れ込まない高台ならつける必要はありません。我が家も高台にあって水が溜まることはないので「水災」はつけませんでした。水災を外すとけっこう保険料が安くなったりします
水濡れ
自宅や近隣住宅の給排水設備の故障とかで漏水してビシャビシャになった床が剥がれたり、歪んだり、壁に痕がついてしまったりした時などに補償してくれます。これもガス漏れと同じでつけといた方が良いでしょう
盗難
泥棒に入られて物を盗まれたり、家の中を壊されたり、汚されたりした時の補償です。実は火災保険において「盗難」で保険金が請求されるケースがけっこう多いので、これを外すと保険料がかなり安くなることがあります。
例えばセコムなどのホームセキュリティに加入していると防犯率はほぼ100%になるそうなので、「盗難」の補償を外すことを考えても良いかもしれません。
ちなみに、セコム損害保険ではセコムのホームセキュリティに加入することで火災保険料が大幅に安くなるというユニークな料金プランもあります。
物体の落下・飛来・衝突
最近は飛行機の部品とか、ドローンとか、いろんな物が空から落っこってくるじゃないですか。あと、アクセルとブレーキを間違えた高齢者ドライバーとか、スマホしながらわき見運転する車が突っ込んでくるじゃないですか。 そういった物体の落下や飛来・衝突によって家が壊れた時の補償です。
ジャイアンやカツオが打ち込んだホームランでガラスを割られた場合もこれが該当します。なので近所にジャイアンやカツオもしくはそれに似た子供が住んでいたら必ずつけた方が良いでしょう。
逆にそういった子供がいなくて、さらに交通量の少ない土地なら外すという選択をしても良いかもしれません。
集団行動等に伴う暴力
現代ではあまり考えにくいケースですが、例えばデモ隊と警官隊の衝突とか、暴力団同士の抗争で建物が破壊された場合の補償だそうです。
まずデモが行われることがない住宅地なら外しても良いかもしれません
地震・噴火
地震や噴火、またはこれらを原因とした津波によって生じた火災・損壊・埋没・流出などによって建物が破壊された場合の保険でいわゆる「地震保険」です。
地震保険は政府が運営に携わっていて火災保険の特約の一つとしてしか存在しません!その為、地震保険だけに加入することは出来ないのです。
さらに設定できる補償金額は建物・家財共に火災保険の半額までと決められています。 これは地震によるリスクが非常に高い(と分かってきた)為であり、地震保険の方が火災保険より大幅に割高です。補償は火災保険の半額なのに、保険料は1.5倍くらいします。
また火災保険は最長10年加入することができますが、地震保険は最長5年です。つまり5年ごとに保険に加入し直さなければならず、その時に保険料が引き上げられている可能性もあります。実際、今後さらに保険料が引き上げられることが決まっているそうなので、できれば5年契約で加入することを強くオススメします!
3.「保険金額」の決めかた
もしもの時に補償してくれる保険金額を決めます。建物と家財それぞれの金額を決めるのですが、保険金額を高く設定するほど支払う保険料も高くなるのは言うまでもありません。保険金額をいくらにするかは「新価」と「時価」という2通りの考え方があります。
「新価」というのは同じ建物を新築で立て直す時にかかるであろう金額のことで、新築住宅を購入した時は不動産契約書に記載されている「建物」の部分の金額になります。例えば4500万円の新築一戸建てでも、「土地」が3000万円で「建物」が1500万円の場合は1500万円がその建物の「新価」ということになります。新築住宅の場合はこの新価で金額設定するべきです。そうでないと立て直しに必要な金額が補償されず、足が出た分は持ち出しになるからです。
また「もし火事になって全部燃えちゃったら今度はもっとグレードの高い家を建てたい!だから保険金額は2000万円に設定しよう」と思う人がたまにいるそうなんですけど、それはできません。生命保険なら上限なくいくらでも高い保険金額を設定できるのですが、火災保険は「新価」を超える保険金額を設定できないルールになっているからです。
これは複数の保険会社で加入しても同じで、上の家の場合は合計1500万円までしか補償されません。超もったいないから無駄なことはやめましょう!
一方、「時価」というのは建物の経年変化とか消耗具合などを考慮して減額する方法ですので新築住宅には関係ありません。これは2回目以降に再度火災保険に入り直す時に用いる考え方です。
例えば新価で1500万円だった建物も20年も住んだら評価額が500万円になったりします。保険金額はどれだけ高く設定しても建物の評価額までしか受け取れないルールになっているので、この評価額を保険金額に設定するのです。
4.「保険期間」の決めかた
保険に加入する期間を決めます。火災保険は基本1年単位の契約で最長10年までしか契約できないんですね(10年経ったらまた新しい保険に入り直さなくちゃいけません)。たいていの場合、1年契約よりも10年契約の方が割引になっているので基本的には10年契約がオススメです!
住宅ローンを使って家を購入するには火災保険に入ることが義務付けられるので初めは必ず全員加入することになります。しかしその後火災保険に入り続けるかどうかは本人の自由です。その為、家の購入時に1年契約で火災保険に入って、契約が切れた後に入り直さない人もいるそうです。
でもこのご時世、火災保険に入らないのは本当に危険なので絶対に切らさないようにしましょう
5.「支払い方法」の決めかた
保険料の支払い方法は「月払い(保険料総額を契約月数で割って毎月一回払う)」と「年払い(保険料総額を契約年数で割って毎年一回払う)」、「一括」の3つから選べます。
当然、月払い→年払い→一括という順に一回あたりの支払い保険料は高くなっていくんですが、そのぶん割引されるからお金に余裕があるならなるべく一括で支払った方がお得です!
当然、月払い→年払い→一括という順に一回あたりの支払い保険料は高くなっていくんですが、そのぶん割引されるからお金に余裕があるならなるべく一括で支払った方がお得です!
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