住宅ローン金利は何%なら安いのでしょうか?例えば、借入金3000万円の住宅ローンで金利1%というのは高いのでしょうか?安いのでしょうか?今回は住宅ローン金利について解説します!
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住宅ローン金利は銀行が負うリスクに比例する
冒頭の例についてですが、一部上場企業に勤続20年、年収1000万円の人が変動金利で借りるとしたら、金利1%というのは実はめちゃくちゃ高いです。
一方で、従業員数6名の企業に入社1年目、年収300万円の人が35年固定金利で借りるとしたら、金利1%はめちゃくちゃ安いです(というか普通貸してくれません)
なぜこんなことが言えるのでしょうか?
それは適用される住宅ローン金利は人によって変わるからです。同じ日に、同じ金額、同じ期間で借りても、借りる人の属性や状況によって金利は大きく変わるのです。
ではどういう人なら安く借りられるのかというとズバリ!お金をちゃんと返してくれそうな人です。ちゃんとお金を返してくれるなら、利息を取れるぶん銀行は儲かりますので、ドンドン積極的に貸したいわけですね。だからたとえ金利(利息)が少なくても貸してくれます。
一方、お金を返してくれなさそうな人にはあまり貸したくありません。貸したお金が返ってこなければ困るからです。それでも貸して欲しいという客もいるので「そこまで言うなら利息をたくさん払ってくれるなら考えてもいいよ」ということになるわけです。だから金利(利息)が多くなるのです。
つまり金利は銀行が負うリスクに比例しているのです。銀行のリスクが高ければ、金利も高くなります。悪く言えば銀行は足元を見ているわけですが、銀行なりのリスク管理ということになります。
金利が安くなる人の属性とは?
お金を返してくれそうな人は金利が安くなると言いましたが、それでは具体的にどういう人が当てはまるのか解説していきたいと思います。
安定した職業に就いている
まずはコレ。安定した職業に就いてさえいれば、返すお金が無くなる心配も減るからです。ただ、安定した職業の定義が少し変わっています。
銀行の考え方は若干古いので、いまだに最も安定している職業 = 公務員だと思っています。その次に銀行が好む職業はサラリーマンです。会社勤めしている人なら多少業績が悪くなったとしても、給料が全額無くなる可能性は低いと考えているからです。もちろん一部上場企業のような大手ほど評価が高く、従業員数名の小さな会社は評価が低くなりがちです。偏見と思うかもしれませんが、銀行はそういう目で判断します。
分が悪いのは個人事業主やフリーランスです。どんなに業績が良くても長期のローンを組むのは厳しいです。業績が不安定で、それがダイレクトに本人の収入に影響を及ぼすからです。
芸能人などはどんなに売れていても10年くらいまでしかローンを組めないそうです。最近は不祥事で引退→無職になる芸能人も多いので、当然といえば当然ですね。まあ物凄く売れていたらローンなど組まずにキャッシュでポーンと買うんでしょうけど。
勤続年数が長い
勤続年数が長いということは、安定していると思われます。今の収入がこれからも続けていけると判断されるので銀行からの評価は高くなります。
逆に勤続年数が短いとすぐ辞めてしまうかもしれないので、評価は低くなります。転職した場合でも最低1年以上勤めてからでないと厳しいです。
年収が高い
年収が高い人は銀行からの評価が高くなります。銀行によりますが一般的に600万円以上あると優遇されるケースが多いようです。
クレヒスが優秀
クレジットカードの支払い履歴をクレジットヒストリー、略してクレヒスと呼びます。支払い履歴なのでカードを使って買い物をし、その支払いをすることではじめて構築されていきます。何回もカードを使って滞りなく支払いを続けることで金融機関からの信頼が高まるわけです。
一方、カードを持っているだけで全く使わない人はクレヒスが出来ません。カードの支払いをしたことがないので、本当にお金を返してくれる人なのか判断がつかないのです。その為カードを全く使わない人よりは、カードを使って何回もきちんと支払いを続けた人の方が金融機関からの評価は高くなります。
もちろん滞納したら評価はガタ落ちですが、きちんと支払いを続けてクレヒスの評価を上げることで優遇されることもあるのです。
金利が安くなる貸付条件
同じ銀行から同じ人が借りても、貸付条件によって金利は変わります。金利が安くなる条件を見てみましょう。
変動金利
固定金利より変動金利の方が金利は安くなります。変動金利なら金利についてのリスクを銀行が負うことはないので、安く貸せるわけですね。
固定期間が短い
固定金利の場合は固定期間が短い方が金利は安くなります。10年固定と35年固定を比べると絶対に10年固定の方が安いです。
固定金利の場合、金利が上がった場合のリスクを負うのは銀行です。その分のリスクを見込んで金利を高めにしているわけです。したがって固定期間が長いということはそれだけリスクが高まるので、金利も高くせざるを得ないのです。
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ぶっちゃけ、これをするかしないかでローンの総支払額が簡単に数百万円変わってきます。
では「なるべく早い段階」というのはいつでしょう?
それはズバリ内覧に行く前です!
なぜなら複数行への相見積もりと簡易審査を通しておくことで、自分にとって最も安い金利で貸してくれる銀行がわかるだけでなく、あなたが住宅ローンを組める人だということを証明できるからです。
あらかじめ住宅ローンを組めることが証明できていれば不動産屋の本気度が変わるので、値引きに応じてくれる可能性が高まるのです(逆に言えば住宅ローンが組めるかどうかわからない相手に真面目に値引き交渉する不動産屋はいません)。
でもあなたは「物件が決まってないのに住宅ローンの見積もりしてもいいの?」と思うかもしれません。いいんです!もっと言えば借り入れる金額すら決まってなくても申し込んでいいのです!その場合は自分の予算よりも200〜300万多めの金額で簡易審査を申し込めば良いのです。あとから金額を下げる分には問題ないからです。
簡易審査はやるか、やらないか、だけです。簡易審査をやっておくだけで家を数百万円安く手に入れられる可能性が広がるのですから、やらない理由はないと思います。
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公式サイト モゲチェック
内覧に行く前に必ず受けておくことをオススメします!
以上、住宅ローン金利は何%なら安いのか?でした!