昨年、郊外の一戸建てを購入しました。
思い返してみると僕、子供の頃からずっと団地やマンション暮らしだったので、一軒家に住むのは初めてだったんですね。
で、実際に住み始めてみたところ
怖いんですよ。
怖いんですよ。
団地やマンションだったら言うてもワンフロアですから、誰かが侵入してきたらとか誰かが潜んでいるかもという不安を感じることはあまりありませんでした。
しかし一戸建てって基本二階以上ありますよね。目が届かないんですね。例えば、家族全員一階にいたら、二階から誰かが侵入しても気づかないですからね。
部屋もたくさんあるし、言うてもマンションより広いですからね。外出してから家に帰ってきても、どっかに誰か潜んでるんじゃないか?って怖いんです
そんな不安を感じるようになってホームセキュリティを真剣に検討することになりました。そして、ホームセキュリティの営業マンからいろいろ話を聞いたのですが、その時に聞いた侵入犯罪の実話が激コワだったんですね。
まあ、契約してほしいから、怖がらせようとしているのかな?とも思ったんですけど、それを差し引いても怖かったんですね。それで、まんまと契約しちゃったんですけどね
僕もみなさんを怖がらせるつもりはないんですけど、こういう話って誰にも話さないでいるとなんか怖いじゃないですか?なんで、ここに書いちゃおうって思いました。僕みたいなコワガリさんは読まないほうが良いかもしれませんが、一軒家に住んでいる人や一人暮らしの人には身を守る為にも是非知っておいてもらいたい内容です。
・・・でも夜トイレに行けなくなるかもしれないので、読むかどうかは自己責任でどうぞ
帰宅したら空き巣に遭遇したAさん(主婦・34歳)
新婚のAさんご夫妻は昨年、都内の新築一戸建てを購入しました。翌年には赤ちゃんが生まれることがわかり、手狭な借家から引っ越したのです。まさに幸せの絶頂でした。
ある日、お友達とランチをしに外出し夕方帰ってきました。帰宅後、すぐ着替える為に寝室に向かいました。そしてウォークインクローゼットを開けると、そこに見知らぬ人男性が立っていたのです。
どうやら空き巣を狙って侵入した直後にAさんが帰宅してきた為、タイミングを失い逃げ遅れたようです。そして、クローゼットの中に身を隠していたのです。
Aさんは驚きのあまり声も出ず、腰を抜かしてその場に倒れこんでしまいました。すると犯人はバツの悪そうな顔をしながら無言でスッと出て行きました。結局、何も盗られておらず、Aさんの身にも怪我はありませんでした。
しかしAさんはこの体験がトラウマになって、一人で家にいることが出来なくなってしまいました。出産もあったので暫くはご主人と別居して田舎の実家で暮らしていたのだそうですが、出産後も自分の家に戻ることができず、結局そのまま離婚してしまったのだそうです。
物は何も盗まれませんでしたが、Aさんたちの幸せな日常は盗まれてしまったわけです。
帰宅したら空き巣に遭遇したBさん(会社員・40歳)
Bさんは3年前に郊外の一軒家を購入しました。妻と二人の娘の家族4人で幸せに暮らしていました。
ある日、海外旅行から帰宅すると奥の部屋からかすかに物音がしたような気がしました。気のせいかと思いながらも、そーっと部屋を確認しに行くと、空き巣が部屋を物色していたのです。
誰だ!と大きな声をあげると、犯人も驚いた様子でしたが、次の瞬間こちらを向き、ナイフを突き出してきたのです。一瞬揉み合いなりましたが、奥さんが悲鳴をあげたのを聞くと犯人は逃走しました。しかし、Bさんの腕からは大量の血が出ていました。何針も縫う大怪我を負ったのです。
その後、犯人はすぐに捕まりました。しかし、一歩間違えば殺害されていた可能性もあったわけで、そのことを考えると今でもゾッとするそうです。
このように空き巣目的で侵入した犯人が犯行を目撃され、逆上して居直り強盗になるケースは意外に多いそうです。
夜中、就寝中に侵入された一人暮らしのCさん(OL・26歳)
Cさんが夜、自宅マンションで寝ているとふと目が覚めました。すると目の前に大柄の男性が立っていたのです。
Cさんは驚きのあまり全く声が出ませんでした。そして悲鳴をあげることも無く、そのまま襲われてしまったのです。
犯人が侵入した時に気がつけば大声を出したり、逃げたりすることも出来たかもしれません。しかし目覚めるまで気がつかなかったので、そのような防御行動を一切取ることができなかったのです。
後からわかったことですが、この犯人は婦女暴行の常習犯だったそうです。後日すぐに捕まったそうですが、犯人が捕まってもCさんが受けた心の傷が消えることはありません。
実はわいせつ目的の侵入犯罪というのは日本でも日常的に発生していると考えられています。しかし被害者が表沙汰にしたくないので、表面化することが極めて少ないのだそうです。一説によると警察に出される被害届の数十倍は発生していると推測されています。
在宅中に侵入されたDさん(主婦・52歳)
Dさんは専業主婦です。午前中に家事を終えて、リビングで昼食をとったり、昼寝をしたりしていました。そして夕方、ベランダに干してある洗濯物を取り込もうと2階に上がったところ、部屋が荒らされていたのです。
午前中に洗濯物を干した時には異常が無かったので、Dさんがリビングでくつろいでいる間に侵入されて金品を盗まれていたのです。
Dさんは大切なものが盗まれたことよりも、自分がいる時に泥棒が侵入していたことにショックを受けました。そして気持ちが悪くて、もうその家に居ることができなくなってしまったそうです。
Dさん夫妻は結局ローンも残っているその家を売って、セキュリティの厳重なマンションに引っ越したのだそうです。
まとめ
今回ご紹介した話は全て本当にあった実話です。
これらは決して読者の方を怖がらせるつもりで書いたものではありません。安全だと言われる日本でも、実際にこのようなリスクが日常的にあるのだということを知って頂きたいのです!
侵入犯罪を防ぐには、とにかく防犯対策を行うことが一番です。そして、その為に重要なことは防犯に対する正しい知識をつけることです。
家と家族を守る為にも、防犯対策に関する正しい知識をつけ、しっかり対策しましょう!
防犯のまとめ記事はこちら
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