住宅への侵入犯罪の認知件数って年間4万件を超えてるんですけど、実はこのうちの7割以上が一戸建ての被害なんですね
もうね。一戸建てなんか、泥棒からしたらレベル1で行くダンジョンみたいなもんですわ。薬草とかいらないし、なんならセーブしてなくても行っちゃう。マンションとかに比べたらそれくらい隙だらけでクソちょろいのです。
というわけで、今回はなぜ一戸建て住宅が危険なのか?セコムとアルソックの担当者から聞いた話を元に、泥棒や強盗の侵入経路や一軒家ならではのリスクについてまとめてみました。
一戸建て住宅は侵入しやすい!?
空き巣も強盗もエスパーではないので、当然玄関や窓から侵入します。「鍵をかけておけば大丈夫!」と思うかもしれないけど、侵入経路の第一位はガラス破り(58.8%)なんですね。そもそも一戸建て住宅ならではの侵入経路というものも存在します。
侵入経路が多い
一戸建て住宅は基本的に四方が全て外に面しています。なんで、マンションに比べると窓の数も多く、泥棒にとって侵入できる経路が多い = チャンスいっぱい、夢いっぱいということになります。
クレセント鍵の窓は簡単に突破される
プロの泥棒にとって一般住宅の窓を突破することなんて、赤子の手をひねるくらい簡単なことなんですね。特に広く使用されている、回転させる部分が半月形のクレセント鍵(クレセントって三日月のことな)なんて、もうお茶の子さいさい。防犯としての効果はほとんど期待できません
ポピュラーな侵入方法としてはクレセント鍵の周りだけを金槌で小さく割って、鍵を開けて入るというものです。割ったことがある人はあまりいないかもしれませんが、実際に窓ガラスを割っても実は思ったほど大きな音は発生しません。
だから幹線道路や線路の近くなど、常に騒音が発生している場所では窓ガラスを割られても誰も気づかないんですね
また最近は手口も巧妙化していて、バーナーを使って音もさせずにガラスを焼き切るという職人技を駆使する泥棒も多いので窓の鍵をかけただけでは決して安心できないということは肝に銘じておきましょう
換気用の小さい窓からも余裕で侵入できる
セコムの担当者の話では、人間は 肩さえ通れば 侵入できるんだそうです。つまり、細身の泥棒ならほとんど全ての窓から侵入することができちゃいます。もうマジックの世界ですね
実際に我が家の窓を見てもらった時にも「え!?ここから入れるの?」というところをいくつも指摘されました。換気用の窓だからといって、油断できないわけです
面格子も決して安心できない
なぜならプロの泥棒ならドライバー1本あれば、たった数分でいとも簡単に外せてしまうからです。実際にそういう手口の事件が多発していて、最近はむしろ人気の侵入経路なのだそうです。
「面格子があるから大丈夫だろ」と思って窓に鍵をかけない人が多いことがその理由。確かに僕もそう思ってナメてました。しかし面格子は無いよりマシくらいに思っておいた方がいいかもしれません。
一戸建て住宅はココが怖い!?
侵入経路が多いこと以外にも一戸建て住宅ならではのリスクがあります
そもそも泥棒の侵入されても気づけない
普通のマンションであれば一つのフロアに全ての部屋が存在しているので、もし在宅中に泥棒が侵入してきても割とすぐに気づくことができるかもしれません。
実際、住人が寝てたり、風呂に入っている時を狙って犯行を行う忍込みや居空きの被害が多いのも一戸建て住宅です。
窃盗犯が強盗に豹変することも
在宅中の侵入に気付かないのは大変危険です。万が一鉢合わせしてしまった場合、窃盗犯が持っていた凶器を使って強盗に豹変することがあるからです。
マンションなどの集合住宅なら大きな声を出されたりすると厄介なんで逃げていくことも多いそうですが、一軒家の場合は多少声を出されても周りが気づきにくいということを侵入犯が知っているので、家主を脅して黙らせる方法をとることも多いのだとか。
実際そのようにして傷害事件や殺人事件に発展してしまったというニュースを一度は見たことがあるのではないでしょうか?
待ち伏せしているケースも
部屋の数が多い一戸建ては当然泥棒が隠れるスペースが多いんですね。
中には留守中に侵入した後、キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を聞き出す為にわざわざ家の住人が帰宅するのを待ち伏せすることもあるそうです。超おっかねー
武装した犯人に襲われ、暴行を受けるという事件も実際に起こっているので、一軒家に住んでいる人は十分に注意しましょう
どうやって家族を守れば良いのか?
これまで見てきたように、プロの泥棒がその気になれば一戸建て住宅の中に侵入することはさほど難しいことではありませんし、実際に被害にあった時にかなり危険なことになることがわかりました。つまり一戸建てに住んでいる限り24時間365日、常に大きなリスクと隣り合わせということになります。
それではどのようにして、家や家族を守れば良いのでしょうか?
自分でできる防犯対策を施してみる
自分で出来る防犯対策には限界も
例えば玄関や窓の異常開閉を察知するセンサーは防犯グッズとしてホームセンターなどでも売っています。大きな音で威嚇するので、これでも一定の効果は期待できます。
しかしプロの泥棒でこのグッズの存在を知らない者はいません。開閉して鳴ったセンサーを解除する方法も当然知っているので、手慣れている者なら一瞬で無力化することが可能です。つまり留守中に泥棒がその方法で侵入して待ち伏せしていても、住人は気づくことができないのです。
どの防犯グッズも、やらないよりはマシというくらいに考えておくべきでしょう。
最も重要なのは玄関や窓の開閉を監視すること
センサーライトや監視カメラなど、いろいろな防犯対策が考えられますが、防犯上最も重要なポイントはやはり玄関や窓の開閉を監視することです。
泥棒が犯行に及ぶ際に、玄関や窓を完全に破壊して自分が通れるほどの穴を開けてから侵入するということは絶対にありません。そんなことをしても、余計に時間がかかったり、大きな音がしたりと、何もメリットが無いからです。
玄関から侵入する場合は無施錠の家を狙うか、ピッキングやサムターン回しという方法で解錠しますし、窓から侵入する場合もクレセント鍵の周りを少しだけ破壊して解錠し、必ず玄関や窓を開けてから、割とスマートに侵入するのです。
玄関や窓の開閉を監視できるのがホームセキュリティシステム
そんな玄関や窓の開閉状況を監視出来るのがセコムやアルソックなどのホームセキュリティ システムです。ホームセキュリティではセンサーを設置することで玄関や窓などの開閉状況を監視し、もし異常を感知した場合には警報を鳴らして泥棒を威嚇したり、警備センターに自動で連絡したりして住宅を守ってくれるのです。
我が家はセコムしました!
もし完璧な防犯を目指すなら、やはりホームセキュリティが一番です。
我が家はセコムを導入しましたが、お陰で物凄く安心して過ごせています!一戸建て住宅に住むなら、ぜひ一度はホームセキュリティの導入を検討することをオススメします。
我が家がセコムを導入した記事はこちら
セコムなどのホームセキュリティについて「結構高い」というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、設置するセンサーの数やオプションの有無によって金額が全然違います。ちなみに我が家ではとてもリーズナブルな価格で導入できました。
しかしこればかりは実際に家を見てもらわないと正確な金額が出ないのです。
金額を安く抑える為に重要なことは自分がどういう防犯対策を実現したいと思っているのか?を明確にすることです。それさえが出来ていれば無駄を省いて、コスパの高いホームセキュリティを導入できます。
興味のある人はまずホームセキュリティについての基礎知識を身につけるのが良いと思います。
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また、お住まいの場所によっては警備員の待機所が近くにあるとは限りません。その為、セコムと同時にアルソックにも相見積もりを取ることをオススメします。アルソックの資料請求はこちらから ↓
おしまい。
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