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愛育病院で無痛分娩!出産した妻が感じた良い点・悪い点

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先日、我が家に待望の長男が誕生しました。

 
うちは妻が無痛分娩を強く希望したので、いくつかの病院を検討し、最終的に神奈川県大和市にある愛育病院にお世話になりました。
 
結論から言えば愛育病院はとても良い病院だったのですが、正直不満な点もありました。今回はその愛育病院で実際に出産をした妻が感じた良い点・悪い点をレビューしたいと思います。
 
 
 

愛育病院(神奈川県大和市)について

 
愛育病院という名前の病院はいくつかあるようですが、私たちがお世話になったのは神奈川県大和市の病院です。
 
無痛分娩での分娩実績が数千件に登り、無痛分娩では間違いなく日本でトップクラス!無痛分娩を検討している人ならまず知らない人はいないほど有名な病院です。
 
公式サイト

愛育病院

 

院長先生が無痛分娩の権威

 
この病院はお医者さんも助産師さんも、とても親切で良かったです
 
そしてうちが検診からずっと診てもらったのが岡田院長。声がデカくてサバサバしてるけど気さくで感じの良いおじさんでした
 


実はこのおじさん、


この世界では名の知れた無痛分娩の権威らしいです。


実は愛育病院に通い始めた後も、他の病院で起こった無痛分娩中の事故のニュースなどを見て、本当に無痛分娩をして大丈夫なのかと悩んでいた時期があったんですけど

この先生が説明する無痛分娩のDVDを見て、その内容がとても分かりやすく納得できるものだったので、「絶対にこの病院にお願いしたい!」と思いました。
 
 ちなみにこのDVDは、立ち合い出産を希望する場合、必ず見なければいけません
 
 

唯一の不満は、、、

 
とても良い先生だったけど、強いて言えば一つだけ不満が。
 
 
うちの子男の子だったんですけど、検診でエコーを診るたびに
 
 
 
「ほら〜、立派なたまちんでしょ〜
これだけ立派なたまちん持ってる女の子はいませんよ〜」
 
 
 
と、毎回のように我が子の大切なところを徹底して見せてくれたのです。(岡田先生は”たまちん”と呼ぶ派のようです)
 
 



別の日のエコーでも、顔とかはササっと終わらせるのに
 
 

 
「性別は伝えたっけ?
ほら〜、こんな立派なたまちんあるから、、、」
 
 
 
 
たまちんばかり見せられました

そしてもらったエコー写真もたまちんだらけ!
 
 
 
 
(顔を見たいんだけどなぁ)
 
 
 
ってモジモジしていると、毎回たまちんばかり見せられるから注意注意!
 
顔のエコー写真が欲しい人ははっきり言おう
 
 
 

愛育病院の良かった点

 

安心して無痛分娩に臨めた

 
前述の通り、愛育病院は日本でもトップクラスの無痛分娩の実施例を誇る専門病院で、大きな事故も起こしたことが無いと聞きました。技術も経験も豊富な大勢のスタッフが常駐しているとのことで安心して無痛分娩に臨むことができました。

下の記事でも話していますが、他院で発生している無痛分娩中の事故の大半はスタッフの数や経験不足から起こっているそうです

www.yabaiyo-yabaiyo.com



実際にお産した妻の話では陣痛〜麻酔〜出産と、頼り甲斐のあるスタッフの方々が手際が良く処置をしてくれて、実際にスムーズに事が進んだそうです。
 
 

産後、赤ちゃんを病院が管理してくれる

 
愛育病院では産後約1時間で赤ちゃんをガラス張りの赤ちゃんルームに移動させ、病院側が管理してくれます。親子別室というやつです
 
産後の体調については人によってまちまちなのだそうですが、会陰切開の傷が痛んだり、なんとも言えない倦怠感に襲われて体調が全然戻らないことが多いようです
 
親子別室については賛否両論あるみたいですが、うちの妻は産後の体調不良がえげつなかったので、赤ちゃんの面倒を見てくれて本当に助かったと言ってました。

 
親子別室でも、3時間に一回程度の授乳時間には助産師さんから呼ばれて赤ちゃんに会えるので全く寂しくなかったみたいですし、夜中の授乳時間は自由参加なのでママが行かなくても助産師さんが代わりにミルクを与えてくれます。その為、産後の体がきつい時期に、ゆっくり休んで体力の回復に努めることができます。
 
退院したら、赤ちゃんのお世話は嫌でも全て自分たちでやらなければならなくなります。なので、入院期間中にしっかり休める親子別室はとても良かったと思います。
 
 

助産師さんが非常に良い

 
僕は出産に立ち会ったんですけど、妻を気遣ってくれる助産師さんのサポートには本当に感謝でした。


うちの子パパに似て頭がデカくて、最後の最後まで


8割がた帝王切開になる可能性があるから覚悟しといてね


ってお医者さんに言われていたんですけど、その時付いてくれた助産師のリーダーみたいな人が


自分で産むっていう意思を捨てちゃダメよ!最後はママの「産むんだ!」っていう意思が絶対大事だからね!!


と励ましてくれました。


そしていよいよ陣痛がピークになった時に


 
ちょっと押しますよ!
 


と言って妻の上にまたがって、みぞおち辺りを全体重かけて膝で押し始めたのです。まぢ、ニードロップですよ
 


妻を見ると、顔を真っ赤にしながら死にそうなほど苦しそうにしていて



え!?そんなことして大丈夫なの??
 


って本気で戸惑いましたが、気がつくと産まれてました。



赤ちゃん押し出しニードロップという大技を見せつけられて、このおばちゃんやるなッ!と感心させられました。
 
 

他にも、例えば赤ちゃんルームに見に行く度に我が子があっち向いてて顔見えなかったんですけど、それに気づいた助産師リーダーが毎回わざわざこっちに向けてくれるなど、随所に感じるささやかな気遣いがとても嬉しかったです
 
 
 
 
 

愛育病院の悪い点

 

出産費用が高い

 
他の病院の金額は分からないんですが、聞いた話では出産費用(入院〜出産〜退院)の最安値で40万円くらい、平均で60万円くらいらしいですね。
 
でも愛育病院は無痛分娩込みで70万〜100万円くらいかかると思います(使った麻酔の量や出産にかかった日数、帝王切開の有無、個室かどうか、などによって変わるそうです)。
 
うちは帝王切開はしなかったけど、妻が神経質で個室にしてもらったら85万円くらいかかりました!どひゃー
 
出産すれば全員、国から出産一時金42万円もらえるので、安いところならそれでだいたいペイできますが、愛育病院だと30万〜60万円くらいは足が出ると思います

ただ、皆がそれに有り余るメリットを感じているので、常に混雑している人気の病院だとも言えます。
 

 

入院中の赤ちゃんとの触れ合いに制限がある

 
前述の通り、愛育病院では出産後の赤ちゃんを病院が管理してくれる為、以下のようなルールがあります(ママからの続柄です)
 
  1. 分娩室に入れるのは事前に立会い出産の申請をした夫のみ
  2. 出産後約1時間で、赤ちゃんはガラス張りの赤ちゃんルーム(3階)へ移動
  3. 赤ちゃんルームに入れるのはママのみ
  4. 分娩室と赤ちゃんルームがあるのは3階
  5. 3階に入れるのは家族(親・子供)のみ
  6. 分娩日当日のみ、親族(兄弟・祖父母)も3階に入れる
  
このルールの為、退院するまでは家族はおろか夫でさえも基本的に赤ちゃんに触れることは出来ません
 
立会い出産をしていれば、赤ちゃんが赤ちゃんルームに運ばれるまでの約1時間、夫は抱っこして触れ合えるし、夫が分娩室の外まで赤ちゃんを持っていけば家族(親・子供)や親族(祖父母・兄弟)には抱っこさせられます。
 
しかし、赤ちゃんルームに入った後は夫でさえも、退院まで赤ちゃんに指一本触れられないのです。
 
また、親族(祖父母・兄弟)が赤ちゃんルームのある3階に入れるのは分娩日当日のみですので、それ以外はガラス越しに見ることさえも出来ません(夫と親・子供は面会時間中ならガラス越しに見ることは可能です)
 
 
 

駐車場が混む

 
愛育病院は人気の病院なので、平日・休日問わずとても混んでます。
 
で、無料駐車場もあるんですけど、それも結構混みます。
 
一階に4台くらい停められるスペースがあるのですが、そこが空いていることはほとんどありません。
 
地下の駐車場に入れることになるんですが、それがスライド式駐車場なのでタイミングが悪いと結構時間かかるのです。
 
夫婦で行ってる場合は、奥さんがお会計を済ましている間にご主人が車を出すなど連携することでこの待ちを短縮することは出来ると思います。
 
 
 

まとめ

 
細かな不満はいくつかありましたが、基本的にはとても良い病院です。
 
無痛分娩+親子別室はママにとってかなり楽なので、特に初産の方は検討する価値があると思います。
 
なにより無痛分娩のスペシャリスト集団なので、無痛分娩を検討されている方には本当にオススメの病院です。

以上、愛育病院で無痛分娩!実際に出産した妻が感じた良い点・悪い点でした!
 
 
 
 

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