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【重要】ハワイでレンタカーを借りてビーチやショッピングに行く時に実行したい車上荒らし対策

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ハワイでレンタカーを借りて、人のいないビーチに遊びに行くのは最高ですね!

しかし、ハワイといえども外国に変わりありません。車上荒らしや車の破壊、最悪の場合は車自体の盗難に遭う危険性も考えられるので、十分な注意が必要です。

ハワイで車上荒らしに遭う危険性はそんなに高いの?と聞かれたら、これはもうとしか言いようがありません。

被害に遭った日本人の情報はネットを叩けばいくらでも出てきますが、僕自身はこれまでに合計30日間以上レンタカーを借りて、あちこちのビーチやショッピングセンターに遊びに行っていますが、被害に遭ったことは一度もありません。

自分なりに対策を講じていることが功を奏しているのかもしれませんが、それをしたからといって被害に遭わないという保証なんてどこにもないのです


しかし出来る限りの防衛策を徹底して行うことで、被害に遭う確率を下げることはできると思いますし、万が一被害に遭ったとしても被害を最低限に食い止める留める準備をすることはできます。大切なことはとにかく気を抜かずに警戒することなのです。

この記事では僕が実際に行なってきた防衛策をまとめましたので、一つの参考になれば幸いです。

 

 

ドライブに出かける前の事前準備

 

貴重品を持って出歩かない!


 たとえ治安が良いと言われるハワイであっても、基本的に外出する時には必要最低限の貴重品しか持ち歩いてはいけません!すぐに使わない現金やパスポート※、帰りの航空券などはホテルのセーフティボックスに保管しておくことをお勧めします。


※ハワイにおいても外国人旅行者はパスポートの携帯・提示義務があります。もし警察に提示を求められた時に持っていないと面倒なことになる可能性はあるということだけは覚えておいて下さい。自己責任でお願いします。

パスポートはコピーを携帯する


 ハワイではパスポートの原本を持ち歩かずにコピーを持ち歩くことをお勧めしますなぜならハワイに滞在している間、たいていの場合はパスポートのコピーで代用が効くからです。

具体的には飲食店などでアルコールを頼む場合や年齢制限のあるお店に入る時など年齢確認目的の場合はコピーで大丈夫なことが多く、レンタカーを借りる時など身分を証明する必要がある場合は原本でなければならないことが多いです。

ただし先ほどもお伝えした通り、基本的にハワイにおいて外国人旅行者はパスポートの携帯・提示義務があります。コピーではNGとされたり、コピーを持ち歩いていることによって公文書偽造ととられる可能性が無いとはいえません

しかし、そういうリスクよりも盗難や紛失によるリスクの方がはるかに高いと言えます。パスポートの再発行は数日間かかることが普通で、帰国の飛行機に間に合わなかったりすれば、宿泊費や帰りの航空券代など多額の出費に繋がる可能性もあるからです。

ちなみに僕を含め、何度もハワイ旅行している周りの友人たちもみなコピーを持ち歩いていますが、それでトラブルになったことはありません。中には車で事故って警察にパスポートを見せるように言われたけど、コピーと日本の運転免許だけを見せて「パスポートはホテルにある」と言って、なんとかなってしまった友人もいます。

ただ海外での行動は全ては自己責任となりますので、ご自身の責任で判断して行動して下さい。

買い物は最後にまとめてする計画・ルートで 


買い物した荷物を車内に置いておく状況は絶対に避けましょう
その為には事前の綿密な計画とルート設計が重要です。

1日の計画の中で、ビーチで遊んだり、観光をしたりといった車を置いて長時間離れるような予定はなるべく早めに済ませ、逆に買い物はなるべく後ろの方にずらすのです。そうすることで、車内に荷物を置いた状態で車を離れる時間を減らすことができるので、当然車上荒らしのリスクを減らすことになります。

もしどうしても午前中に買い物をしなければならない場合は、荷物を部屋に置きに一旦ホテルに戻るべきだと思います。

 

目的地に到着する前の準備

 

目的地で持ち歩く為の手荷物をまとめておく


目的地に到着する前に必ず手荷物をまとめておいてください!

そして現地に到着したら、この手荷物だけを持って行動します。

手荷物として持ち歩かずに、車の中に置いていくモノは全て確実に盗まれるという覚悟でいると丁度良いでしょう。それでも構わない、というものだけ置いていきましょう。

 

手荷物として持ち歩かないものは全てトランクに隠す


 盗まれてもいいモノなら座席に置いておいてもいいのかというとそれも違います。なぜなら車の中に何かがあると思われた段階で車上荒らしに狙われる危険性が高まるからです。

もしウインドウガラスを割られでもしたら、レンタカー会社への賠償責任が発生します。ですから荷物は全てトランクにしまうなど、車内の見えるところには決して何も置かないようにしましょう。

Tシャツくらい、いっか。なんて油断してはいけません!

日本人にとって何の価値もないようなものでも、車上荒らしにとっては価値のあるものかもしれません。たかがTシャツを盗む為にガラスを割られたりしたら大問題です。

絶対に目的地に着いてから荷物をしまわない!


 そして、上記の準備は必ず目的地に到着する前に済ませておきます。絶対に目的地に着いてからトランクに荷物をしまったりしてはいけません!そんなマヌケなことをしていたら、車上荒らしに荷物があることを教えているようなものだからです。

先ほどもお話しした通り、車内に何かがあることを悟られただけで、車上荒らしの標的になります。目的地に到着する前に必ず手荷物をまとめておき、持ち歩かない荷物はあらかじめ全てトランクにしまっておきましょう。

 

 

目的地での注意点

 

必ず前から駐車する!


 駐車場で日本人がやりがちなのがバックで駐車してしまうことですが、これは絶対にしてはいけません!

なぜなら現地に住むロコ達はほぼ100%から前から突っ込みます。バックで綺麗に駐車しようとか、出る時に出やすいようにとか、そんな概念は彼らにはありません。

車上荒らしはバックで駐車している車は外国人観光客の車だと知っています広い駐車場でザッと見渡しても、向きの違う車は一目瞭然なのでとても目立つのです。

 

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↑ 地元のロコ達は前から突っ込んでますね。お店の前にある、このタイプの駐車場の場合は後ろ向きに停めるとめちゃくちゃ目立つので必ず前から突っ込みましょう。

 

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 ↑ これはワイケレプレミアムアウトレットの駐車場。日本人をはじめとする外国人が多いのもありますが、ショッピングセンター等このタイプの駐車場の場合は前向き駐車がしにくいので、後ろ向き駐車も多くなります。

 

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↑ しかしこのように進行方向向きに斜めになっている駐車場の場合は100%前向き駐車となります。まあ、後ろ向き駐車をしようとしてもしにくいですね。


郷に入れば郷に従えというヤツです。ハワイでは基本的に前向き駐車をしましょう!

人の多いところに駐車!


 ハワイにも拳銃を持っている強盗のような輩は存在しますが、ほとんどの車上荒らしはコソドロです。つまりアメリカ映画に出てくる強盗のように白昼堂々と車の窓を破壊して中のモノを盗んでいくようなスタイルではなく、周りに誰もいない車に狙いを定めてこっそり気づかれないように犯行に及ぶ輩が多いのです

したがって、なるべく人の通行の多いところに駐車することが一つの防衛策になりますショッピングセンターであれば店舗入口の近く、ビーチなら海側やトイレなどの共有物の近くという感じに、とにかく人通りの近くに車を停めるようにしましょう。

特に夜の大型駐車場はヤバイです!

もし店舗入口近くが空いていない場合は空くまでハワイアンスタイルで待ちましょう。ハワイアンスタイルというのは駐車場内でひたすら待ち、ドライバーが車内にいる車やドライバーが歩いて帰ってきて空きそうだなと思える車を見つけたら、そのすぐ横に車をピタリとつけて「早くどけよ」的な感じでプレッシャーをかける待ち方です。

現地のロコ達は皆これをやっています。日本人は逆にプレッシャーを感じるかもしれませんが向こうではこれが普通なので気にせずやりましょう。

 

レンタカーのナビも忘れずに!

 

目的地に到着する前に手荷物はまとめたね!OK!
では出発!!


と言って忘れがちなのがカーナビです。速攻で盗まれます。

レンタカーで貸してくれるカーナビは日本のような備え付け型ではなく、ほとんどがタブレット型になっています。持ち歩きしやすいということは盗まれやすいということです

なので、タブレットの部分だけは忘れずに手荷物に入れて必ず持ち歩きましょう。

 

 

ビーチでの防衛策

 

荷物を置きっぱなしにしない


 美しいビーチに着いたら、みんなで一緒に海へ飛び込みたくなりますね!その気持ちすごくわかります。でも海から帰ってきたら荷物は丸ごと盗まれています!

そう絶対に荷物をビーチに置きっぱなしにしてはいけないのです。必ず誰か一人はビーチに残って荷物を見張っているようにしましょう。

ちょっとくらい大丈夫だよ〜!と思うかもしれません。

確かに大丈夫かもしれませんね。実際、僕も何も知らない頃は何度か置きっぱなしで海に入りましたが盗まれたことは一度もありませんでした。しかし、それはたまたま運が良かっただけで、盗まれる可能性は十分にあったのです。

ビーチに置きっぱなしにした荷物は盗まれても仕方がないものと思いましょう。それが嫌なら、必ず見張りを残すべきです。

ライフセーバーの待機所の前に荷物を置く

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 もしビーチにライブセーバーがいる場合は彼らの待機所の目の前に荷物を置くと良いでしょう先ほどもお話した通り、泥棒たちはなるべく人目につかないところで犯行におよびたいと考えているからです。

ライフセーバーの小屋の前に置いてある荷物と誰もいない場所に置いてある荷物。どちらが盗みやすいかといえば完全に後者ですよね。泥棒も同じことを考えます。

ただしライフセーバー達は決して荷物を見ていてくれるわけではありません!彼らは海の中の人を見るのが仕事だから当然ですね。

もし盗難の被害にあっても彼らに一切の責任はありませんので、それは肝に銘じておいてください。全ては自己責任です。

 

キーだけ首から下げる


 どうしても全員で海に入りたいという場合、出来れば車のキーだけでも身につけておくべきだと思います。

キーレスエントリー機能などキー自体に電池が入っているようなものだと水に濡らすわけにはいきませんが、そうではない単純なキーであればキー自体を外して首から下げたり、落下防止のストラップなどを付けて水着のポケットにしまうなどして、肌身離さず持ち歩く方がリスクを減らせます

もちろん紛失しては元も子もないので、十分注意してください。

 

サーフショップのゴムの財布


 現金はなるべく少額におさえ、クレジットカードを持ち歩くことをお勧めします。クレジットカードであれば濡れても問題ないので、サーフショップなとで販売しているゴム製の財布に入れて携帯しておくことができます。

 

もしもの時の被害を最小限に留める!

 
お伝えしてきた通り、あなたが車上荒らしに遭うかどうかははっきり言って運次第です!どんなに対策をしていようと、誰でも立ち入りが可能な場所に車を置く限り100%防ぐことなんて出来ないのです。それであれば、もしもの時のことを想定して、被害を最小限に留める対策もしておくべきだと思います。

携行品保険に入る


 レンタカーを借りる時に入れる保険の中で携行品保険(PECやPAEやPPP)というものがあります。これは日本の携行品保険と同じようなもので、レンタル期間中に車内の所持品(現金・有価証券を除く)が盗難を受けたり、天災によって損害を受けた場合に補償される保険です。補償金額は一人当たり$600、総額$1,800くらいが相場のようです。

また、自車両損害補償制度(LDWやCDW)という日本の車両保険のような補償制度もあります。これはレンタル期間中にレンタカーを破損した場合の修理代を免除してくれる制度です。しかしこの制度はレンタカー会社によってその補償内容は大きく変わります。

例えば、車両ごと盗難された場合にも全額補償してくれる会社がある一方で、ホイール・タイヤ・ガラスの破損は補償対象外という設定がされている会社もあります。契約前にどこまで補償されるのか、補償内容をしっかり確認しましょう

 

すぐに通話できる携帯電話を持つ


 もしもの場合、警察やレンタカー会社、保険会社、旅行会社のデスク、カード会社など、連絡を入れなければならないところはたくさんあります。特にカード会社などはなるべく早く連絡を入れることで被害を最小限に抑えることができるかもしれません。

万が一の為に、ハワイでもちゃんと通話出来る携帯電話があると便利です。

 

 

まとめ


いろいろな対策を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

ぜひ実行してみよう!と思ってくださる人もいれば、こんなに気にする必要ないよ!と思う人もいるかもしれません。確かにここで紹介したことは若干気にしすぎなのかもしれません。


しかしハワイでの車上荒らしの被害は本当に多いのです。荷物だけの被害であればまだしも、中には隠れていた犯人たちにレイプされてしまう女性もいるそうです。


ついついハワイは楽園だと思ってしまいがちですが、日本に比べてはるかに犯罪が多い外国であるということを決して忘れないようにしてください

もし被害に遭えば、その大小に関わらず大変なショックを受け、せっかくのハワイ旅行が台無しになります。

今回ご紹介した対策で被害に遭われる方が減ってくれれば本当に嬉しく思います。


おしまい。


 

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